Let's kung-fu!
あんまり気乗りはしないのだが、新戦隊の話などを少々。
ネットでは「古臭い」「昭和のかほり」などと新鮮味の欠如を指摘する声が多いようだが、まあ何というか、設定面ではそれほどでもないのに、このビジュアル面での古色蒼然としたイメージは何処から滾々と汲めども尽きず湧いて出てくるのか不思議である。
より細かく規定するなら、この番組の全体的イメージは鈴木武幸現役時代の八〇年代戦隊の臭いが濃厚である。それも、マスクマンとかファイブマンとか、一般的知名度の低い不遇な作品と同じような感触を感じる。
ビジュアルコンセプトとしてはライブ+ガオレン+ダイレンというところで、怪人の変身前や戦闘員のお面がコットポトロそっくりだったり、敵組織のビジュアルイメージがダイレンの中華戦隊というコンセプトをかなりダイレクトに継承していたり、ゲキトージャが全体デザインや回転ギミックなど気伝武人に共通するイメージだったりと、ダイレンを連想させる部分が多い。
勿論、激気を鍛えることで強くなる修行物で導師的存在が指導者という意味では、ダイレンと並んでオーラパワーのマスクマンを連想させる部分もあるし、男女三人戦隊ということや、レッドが一番の未熟者ということ、色の配置からも直近のアバレンを連想させる部分もある。また、敵組織のトップが若い素面キャラで主人公との愛憎劇のドラマが予想されるということでは、同じ三人戦隊のライブマンを思わせるところもある。
要するに、過去の戦隊を無秩序にコラージュしたような既視感が全体を覆っていて、今のところそれが剰りプラスに感じられないということである。
嘗ての二連投ではかなりヲタク寄りのマニアック路線で突っ走ってきた塚田Pだが、何だか今年は鈴木武幸、白倉伸一郎、日笠淳という先輩Pの作品からちょっとずつ盗ませていただきましたみたいな中途半端なキメラ感が妙に気持ち悪い。ある意味、デカマジに関しては途を誤ったイケナイ先輩(笑)の作風を見習った部分があったので、今年はそれ以外の方法論を模索しているというところかもしれない。
就中戦隊における白倉Pの代表的な仕事であるダイレンに最もリスペクトがあるということは、意地悪に考えれば高寺亡き後(をい)の自身の成長モデルを白倉Pに乗り換えたということかもしれんとか考えちゃったりするのだが(笑)、まあ別段塚田Pに怨みがあるというわけでもないので勿論本気でそこまでこじつけて考えているわけではない。
個人的に剰りこの番組に好感を持っていない一番の原因は、主役の三人の役者にまったく魅力を感じないということがある。このキャスティングの微妙感というのは、かなり久々に感じる感覚で、ジェットマン以降の戦隊のキャスティングは割合にハズレのないレベルで纏まっていたし、先行する二本の塚田作品、就中デカレンキャストの役者の潜在力が好感触だっただけに、主人公ジャンの微妙感はもとより他の二人の地味さ加減はそれこそ八〇年代戦隊を思わせる。
ジャンは系統的に赤座伴番類似の暑苦しいキャラなのだが、何というか、一口で言って主役の顔ではない。青黄の二人はその儘アバレンの青黄の類型で、ランなどは今のところアバレのらんると見分けが附かない感じだが、演者の福井未菜のルックスがいとうあいこの二段階落ち程度のレベルなのが微妙すぎる。レツ役の高木万平に至っては、何を間違ってクールなライバルキャラでキャスティングしたのか理解に苦しむ。
先ほど八〇年代戦隊を引き合いに出したが、その印象はこの微妙すぎるキャスティングの故も少なからずあるだろう。オレは鈴木武幸時代の戦隊の大半のキャストをよく覚えていないのだが、チェンジ、フラッシュ辺りは八〇年代戦隊を代表するヒロイン人気もあってそこそこ覚えているし、初めて既存の著名芸能人をキャスティングしたライブマンも印象に残っているが、マスクマンからファイブマン辺りは殆ど顔を覚えられない。実際、八〇年代戦隊のレギュラーがその後役者として一般ドラマで活躍したという話はとんと聞かない。
吉川進が手掛けていた頃は、まだしもTV特撮ジャンルの主役級役者の横の連携というものがあったのだが、鈴木武幸の時代にはほぼ戦隊・メタル以外のTV特撮の沈黙期ということで、たしかこの時代は一本五〇〇万前後で制作していた極貧期だから、それほど金の掛かる役者は使えなかっただろう。また、今のようにイケメンブームの余波で一年間のレギュラー出演に役者サイドのメリットがある時代ではないし、以前語ったようにジャリ番出演が寧ろハンディになる時代だったわけだから、嘘も隠しもなく安い新人役者しか使えなかったのだろう。
ゲキレンの三人に関しては、従来のSHTのキャスティングセンスというより、トクサツ冬の時代の暗い記憶を呼び覚ますような二線級のしょっぱい雰囲気が濃厚に漂っている。普通なら出発点において三人戦隊という若干寂しい形式をとる以上、もう少し華のある役者を揃えるものだと思うのだが、現状のキャストは何う視ても「学園ドラマの主人公の友だち」格という印象を拭い去れない。
殊に、昨年のボウケンやカブトは全員それなりに芝居の素地がある役者に恵まれた印象がある為に、ゲキレン三人組の「ああこれから一年しごかれるんだなぁ」レベルの芝居を視ると、更めて「戦隊役者って本来このレベルなんだよな」ということを想い出す。
オレのようにVFXにあんまり興味のない人間は、まず主演級の女優の魅力で視聴モチベーションを確保するのだが(笑)、その意味で三人戦隊の場合はかなり博打の要素が高くなる。とはいえ、ライブとハリケンに関してはOKだったのだからアバレまでの歩留まりは悪くなかったのだが、ここにゲキレンが加わることで勝率が半々にまで落ち込んでしまった(笑)。
まあ、アバレの場合には中盤からはマホロ萌えにシフトしたわけだし、ゲキレンでも平田裕香のメレのエロさが悪くないので棄てるまでのところには行っていないが、三人戦隊の場合に考えられる追加の二人+六人目というパターンだと、まず十中八九まで野郎集団に決まっているので、何だか男臭い戦隊になりそうな厭な予感がする。
まあ、ある意味昨年のボウケンは、赤青桃の既存組に新参の黒黄というパターンで三人戦隊的なイメージも併せ持っているのだが、今年のゲキレンでも男女ペアの追加組とか仇持ちの女性拳士の六人目とかだったら期待が持てないこともない。国内的なことを考えれば、女性メンバーを増やしてもビジネス的には何ら旨味はないらしいのだが、パワレンを前提にして考えると、いろいろ煩瑣いジェンダーバランスの問題があるらしいので、女性の追加加入も考えられないこともない。
しかし、敵組織の暫定トップの理央の上位に三拳魔というラスボスが位置し、さらに臨獣殿唯一の生者で、加えて異名が「黒獅子」と謂うのでは、何う考えてもガオレンにおけるロウキやジュウレンのブライ、ギンガマンのヒュウガの役回りであることが見え見えで、ネットではジャンの生き別れの兄弟説が支配的ということでは、まあゲキブラック候補の最右翼である。
その推測が当たっているなら理央に心酔するメレの去就も気になるところだが、何う考えても普通に「怪人」だし猫科戦隊に一人だけギョロ眼でベロが長い爬虫類が混ざるというのも気持ち悪いので、敵キャラに甘い塚田作品ということを考えても、彼女の戦隊入りまではちょっと考えにくい。まあキャラのカラーイメージが緑色なので、その考えにくいことが実現すれば戦隊史上初の女性グリーンということになるわけだが、そこまであざとい仕掛けを狙っているか何うかは定かではない。
そもそも現時点でもかなり階層の薄い組織なのに、人間体の幹部が二人共正義の味方に転向したら、敵組織には誰も残らないじゃないか(笑)。
そんなわけで、今のところキャスティング的にはかなり外してるんじゃないかと思うのだが、それ以上に気になるのはアクションのしょっぱさである。この廿一世紀のご時世で正面からカンフーアクションを謳う以上、スピーディー且つトリッキーな中華映画のようなアクションを期待していたのだが、どちらかと言うとゆったりした円の動きを主体にしたアクションだったのが否が応にも古臭さを醸し出す。
今時「カンフー=太極拳=ゆっくり円運動」という理解は何うなんだろうとかなり落胆した。同じ太極拳でも格闘技としてのそれは、一般に識られる健康体操としての簡化二十四式太極拳の動きとは別物で、拳打の外力ではなく掌打の発勁によって相手を倒すものなのだから、時に急激な動作変化を伴う素早い動きもある。
この場合、実践的な格闘技の意味合いと武侠物的な意味合いでは発勁・内功の意味がかなり違ってくる。本場中国では剰り区別して考えていないようだが、武侠的な文脈における所謂元気玉的な神秘力という意味なら、現実の格闘技として物の役に立つわけはないのだが、物理力としての分類で謂うなら、拳打を主とする所謂外家拳の場合瞬間的な衝突力による破壊を旨とし、掌打を主とする太極拳等の内家拳の場合は滑らかで急激な加速を伴う連続的な応力の伝達を旨とする押し込みの動きになる。
この考え方によれば、外家拳の衝突力は飽くまで拳尖のスピードと応力が衝突点表面から瞬間的に作用するものであるのに対して、内家拳の加速度的に押し込むような力の伝達は、練達の域に達すると接触面から相対的に長時間に亘って連続的に働く為に相手の肉体の深奥部まで到達するものと考えられ、外家拳が打撃点近くの皮肉や骨を瞬間的に砕くのに対し、内臓にまで応力が透徹して深甚なダメージを与えると考えられている。
香港映画等の武侠物では内功による負傷を「内傷」と称して「外傷」よりも重い負傷と位置附け吐血で表現するという伝統があるのだが、これはまあ、内家拳的な押し込みの力が身体内部を破壊するということを素朴な誇張で視覚的に表現したものだろう。
所詮肉体内部に存在する神秘力を修行によって鍛えるなどという話は、倒すか倒されるかの二者択一でしかない窮めて現実的な格闘のロジックにおいては荒唐無稽なお伽噺でしかないのだが、本来複雑精妙な格闘テクノロジーに過ぎない発勁・内功が神秘化の誇張を蒙り記号化されることによって、中華ファンタジーの根本原理となる。
それ故に実践的な格闘技の文脈におけるそれと、武侠的な中華ファンタジーの文脈における記号的な意味でのそれはまったく本質が異なると言えるだろう。後者における内功とは人体内部に潜在する陰陽五行の力を修行や薬物によって高めた神秘力で、この神秘力の流れを操ることによって、拳尖や剣尖に気を込めて岩石を砕いたり鋼鉄を貫き通したり出来るようになり、手拭いや刺繍針や払子等いろいろな物に気を込めることで充分に長剣や長刀に対抗し得る武器と成すことが出来る。
また軽功と呼ばれる基本技術も、呼吸法等の修行によって肉体の物理重量を変化させるという物凄い原理に基づいており、常人の数倍の走破力や跳躍力を得られるのは勿論のこと、香港映画でよく視るような「敵の剣上に立つ」「竹葉や水面を足掛かりに跳躍する」ような真似まで出来るようになるのは、「身の軽さ」ということが逐語的に「物理重量が軽い」という意味だからである。
厳密に謂えばこれは内功のとっかかりであって内功そのものではないのだが、これにプラス内功の鍛錬を積むことによって自由自在に空を飛ぶことすら可能になり、見た目的には「仙術」とまったく変わらなくなってくる。ある意味仙術も武術も中華的文脈では同一原理に基づいているのだからそれもまた自然ではあるのだが、苟も現時点において中華戦隊的なイメージを追究するなら、金庸原作武侠ドラマのヒットや武侠映画の隆盛を踏まえた部分がなければ嘘だろう。
幾ら戦隊で扱われるモチーフが子供にもわかるような「なんちゃって」感覚のものだとは言え、デカレンでちゃんとガンカタをやっていたのだから、中華アクションの一般的トレンドくらい弁えているものと思っていた。古装片的な線を狙うか現代活劇の線を狙うかで少し違ってくるが、「激気」や「臨気」等の虚構的内功を前提にしたアクションということなら武侠物のノリということになるだろう。
当初事前情報に接した段階では、武侠物的な武術観に加えてスポーツ企業がサポートする戦隊ということで、荒唐無稽な中華ファンタジーに擬似科学的アプローチを交えたものというイメージを抱いていたのだが、現時点ではどちらも中途半端に終わっていてその中途半端さが古臭い印象にも繋がっている。
アクションというのはコレオグラフィックな意匠の問題であるだけに、別段理屈がわからなくても格好良ければ子供にでも通じるものなのだから、何もアクション面でまで往年のマンネリ戦隊アクションを墨守する必要はあるまいと思う。
おそらく制作サイド的にはジャンプのバトルマンガ的な世界観をも狙っているのだろうが、DBや遊幽ハンタをはじめとして元気玉や内力系のバトル論理を駆使する作品にはほぼ漏れなく香港映画や武侠物の影響がある。北斗の拳などは武侠ファンから武侠物の精神を最もストレートに表現した傑作と評価されているくらいで、香港映画や武侠物の世界とジャンプ世界は非常に近縁性が高い。
軽功という名目で自在に空を飛び回り、多彩なCGで元気玉を飛ばす武侠物の世界はまさしく戦隊物に打ってつけのファンタジー世界なのだから、その意匠を拝借しない手はないだろうと思うのに、ジャッキー・チェンのコミカルアクション時代にまで逆行するような気の抜けた象形拳や天安門広場的な太極拳イメージのみというのが勿体ない。
次回から登場する「五毒拳」というのは、キル・ビルでタランティーノがオマージュを捧げたことでも有名なショウブラザーズ映画のカルト的傑作である同名映画に倣ったもので、金庸武侠小説に登場する五毒教という架空の門閥から発したものだが、どのレベルの理解に基づいてこういうタームを流用しているのかちょっと不安である。
多分ショウブラ映画くらいは観ていると思うから、同作品で扱われた五種の毒虫の象形拳をその毒虫モチーフの怪人が駆使するという単純なものだろうとは思う。誤解のないように言い添えると、虫と謂っても毛虫鱗虫のように「動物」という程度の意味で、その内訳は百足、蛇、蠍、守宮、蝦蟇だから昆虫、クモ類、爬虫類、両生類が混在していて、ある意味戦隊向けの設定ではある。
これまでの怪人の駆使する拳法が蟷螂拳だのバッファロー拳だのの象形拳だから、このパターンでモチーフとなる動物の象形拳が扱われるのだろうが、これまで語ってきたように「拳法」というのは無理矢理そう謂ってるだけの代物だから、普通に動物モチーフの怪人が暴れてるだけにしか見えない。
主役の三人の獣拳モチーフを猫科で統一したのは、ビーストアーツもアクガタも何れも動物モチーフの象形拳なので主役側を差別化する必要があるからだろうが、猫科の狭い範疇で力だ技だスピードだと言われても正直ピンと来ない。虎と豹とチーターというのはかなり考えて捻り出したのだろうが、狩猟形態の相違が拳法の象形に表現されていないので、これもやっぱり謂ってるだけというイメージである。
虎や豹やチーターの力を持つヒーローというなら力が強いとか技が優れているとか走りが速いというだけで好いだろうが、それらの獣の力を借りた拳法を使うヒーローというのなら、その戦闘法に象形要素がなければそもそも拳法ですらないだろう。
第一話から視ていても、その辺の機微を認識したアクションには到底見えない辺り、戦隊のレベルで謂っても「なんちゃって」の度合いが強すぎるだろう。そもそも各自の獣拳を紹介する第一話の戦闘で、本体のほうは普通に古臭いカンフーアクションで戦い、ゲキワザはすべてCGのゲキビーストが担うという見せ方をしている辺り、アクション活劇としては面白くも何ともない。青の拳法に若干トリッキーな殺陣が組み入れられていただけで、三種の獣拳の特徴を積極的に差別化して描くまでには至っていない。
CGで虎や豹やチーターが出るというだけが獣拳なのだとすれば、それはアクションでも何でもないだろう。本作がリスペクトを捧げているダイレンジャーでは、各自の拳法が実際の拳法を割合忠実にモデルにしており、アクションも多彩であったことを考えると殺陣の面では退行ですらある。狙い所が違うと謂えばそれまでの話だが、何処が獣拳戦隊なんだとツッコミを入れたくもなる。
それ以前に、虎も豹もチーターも「みんな黄色い」というのが黄色も混ざるカラフルな戦隊という器ではカラーイメージの混乱を招く。やっぱ、赤い虎とか青い豹とかでは色彩イメージ的には破綻しているだろう。まさか「葵豹馬」という唐突なシャレではあるまいと思うのだが(笑)、番組デザインが全般に冴えないという印象は免れないだろう。
まあ、そのような悪印象はオレ個人が一時武侠ドラマにハマった経験があるから余計に感じるのだろうが、全体的なキメラ感と相俟って何をやりたいのかわからない番組という曖昧な印象を醸し出していることは確かだろう。
唯一好感を感じるのはゲキトージャのスーツ造形で、オレは基本的に黒の全身タイツに銀紙を張った段ボールのパーツをくっつけただけ的な戦隊ロボに全然魅力を感じないタチなのだが、前述の通りゲキトージャのスーツ造形は気伝武人に似ていて割合丁寧に可動部隠しを施しており、どちらかと謂えば超星神系の造形に見える。
ただ、気伝武人に似ているということは単体で最終形態とは成り得ないということでもあり、要するにコアパーツ扱いのロボなのだろうと思う。どうせゲキトージャがコアになってゲキオージャとかそんなモンに合体変形するんだろうけど(笑)、そうなるとやはりバンダイさんが作りやすいように箱形の造形になるのは目に見えている。
気伝武人が合体変形した大連王は、その点スカートや膝のアーマーで可動部隠しが行き届いており、合体形態ありきでデザインされていることもあって結構好きな部類の造形なのだが、ゲキレンの場合猫科戦隊でかなりゴライオン入っているので、その辺から無闇に顔が生えてるデザインになりそうで剰り期待も出来ない(笑)。
実際の玩具を視た奴の報告では、現時点のゲキトージャはかなりバランスの悪い短足の頭身になっているらしいので、上から上半身パーツを被ることで新しい顔が生え、膝から下の下駄パーツが追加されるということだろう。従来の五機合体パターンなら大腿部に当たるはずの青黄が現時点ではかなり無理矢理ふくらはぎパーツになっているので、多分この線で間違いないはずである。
まあそういう次第で、語れば語るほど悪意的な悲観論が出て来るので、とりあえず今回はこの辺にしておこう。多分、この先劇的に白熱する展開にでも突入しない限り、あんまりこの番組を語ることもないと思う。
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コメント
はじめまして。
漠然と抱いていたフラストレーション(「何かいまいち」感)が、記事を拝見して腑に落ちました。深い教養からなる分析、大変参考になりました。
お差し支えなければ後学のためにトラックバックさせて頂きたく存じますが、お許しいただけますでしょうか。
投稿: 604 | 2007年3月 6日 (火曜日) 午後 11時46分
>604さん
過分のお褒めに与りましてありがとうございます。
当ブログは商用・イタズラ目的のスパム以外、TBは無予告で自由に送って頂いてかまいませんし、承認表示性になっているのはスパム避けの方便に過ぎませんので、その点一切お気遣いなく。これからもよろしくお願いいたします。
投稿: 黒猫亭 | 2007年3月 7日 (水曜日) 午前 01時50分
黒猫亭様
ご快諾下さいまして感謝申し上げます。
甚だ皮相浅薄な記事しか書けずお恥ずかしい限りではございますが、
今後ともぜひ参考にさせて頂きたく。
投稿: 604 | 2007年3月 8日 (木曜日) 午前 10時50分