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2008年9月 1日 (月曜日)

機械の詩人

昨日、いいとも増刊号を漫然と観ていたら、テキストを打ち込むだけで自動的にボーカル曲を作成してくれる「自動作曲システム オルフェウス」というソフトを紹介していた。なんでも「東京大学大学院 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 嵯峨山/小野研究室」というところで開発したソフトらしく、研究内容はこういうものらしい。

難しいことはよくわからないが(というほど難解な研究でもなさそうだが(笑))、どんなリリックを打ち込んでもテキトーに作曲してくれるというのが楽しそうなので、検索で探し出してみると、オンライン型だったので早速遊んでみた。昔から読み上げソフトの類は結構遊べて好きだったのだが、読み上げるだけではなく節を附けて歌ってくれるというのが面白そうである。

テキストの長さは流石にそこそこに制限されているようだが、生成した楽曲をDLして持ち帰れるというのが気前が好い(笑)。そういう次第で、何曲か持ち帰ったものを紹介してみよう(以下、リンクはすべてmp3ファイルなので音量にご注意を)。

いろいろアリモンのテキストを入れてみたのだが、いちばん出来が良かったのはこれである。そのバリエーションのこれもけっこう出来が良い。なんだか耳に附いて離れないので、今後原作を読むとこの節回しに変換されて聞こえてしまいそうである。

調子に乗って、これとかこれとか、だったらこれも、と試してみたのだが、どうもこういう方向性は全部似通ってしまうようである。では、もう少しややこしいテキストはどうだろうと思って試したのがこれである。…ううむ、何を言ってるんだかサッパリわからないではないか(笑)。ならば王道のこれはどうだ、と思ったら、機械のくせに難しいところをちょっと胡麻化している辺りがご愛敬である(笑)。

さて、いつもならこの辺でいろいろ能書きめいた考察を附け加えるところではあるのだが、「美味しい炒飯」の件もあるので、大して語る動機もない話を体裁ばかりに附け加えるのはやめておこうと思う(笑)。

そういうわけで、今回はこれだけで振り逃げである。

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コメント

ぢゃむぷネタばかりでもアレなので、他のネタも。

http://kuronekotei.way-nifty.com/orphe/what.mp3

投稿: 黒猫亭 | 2008年9月 1日 (月曜日) 午後 06時19分

うっかりしている間に抱腹絶倒の記事が2つも。

上記マガジンネタ(ですよね?)が、どことなくジブリっぽくて素敵だと思いました……。

投稿: 604 | 2008年9月 1日 (月曜日) 午後 09時33分

>604さん

楽しんで戴けたようで何よりです(笑)。たしかにMMRのやつは、そこはかとなく久石譲のかほりというか、ぶっちゃけラピュタっぽいですね(笑)。

今回のは全般にアップテンポに設定していますが、テンポやメロディラインや伴奏楽器が選べますので、いろいろ条件を変えてやると楽しめますよ。ただ、ジョジョネタでわかる通り、同じようなテキストで同じ条件設定だと大体同じような曲調になるみたいなので、あんまりインプロビゼーション的なバリエーションはないようです。

あと、当たり前のことですが、どんなテキストを入れても作曲してくれるとはいえ、七五調に近い文言を入れたほうが歌詞の収まりはいいみたいですね。

投稿: 黒猫亭 | 2008年9月 1日 (月曜日) 午後 10時47分

夜も更けて参りましたので「オルフェウス」で遊ぶのは明朝に致しますね。

ところで前の記事は、コメント欄を拝見すると笑い話というより微妙に怪談だったりするのでしょうか。
そのあたりをうまいこと科学して、キーワードとカテゴリーを打ち込むだけで自動的に読みごたえあるブログ記事を作成してくれる「自動長文記事作成システム(←愛称は思いつかず)」ができたら怖いような嬉しいような、と不謹慎なことを考えてしまいました。

……どうぞ良い休息をお取り下さい。

投稿: 604 | 2008年9月 1日 (月曜日) 午後 11時54分

>604さん

笑い話でもあり、怪談でもあり、というところですかね。不気味さと滑稽さは両立するものだと思いますし、一種の滑稽な失敗談としてまず笑う、というのは窮めて健全な反応でしょうね(笑)。で、人間が何かの失敗をするときの内面の機序というのは、よく考えてみると結構不気味なところがある、ということになりますでしょうか。

たしか百目鬼恭三郎の「奇談の時代」だったかと思いますが、日本の古典からいろいろなエピソードを蒐めてきて、「不気味である」というふうに形容するんですが、中には単なる滑稽な失敗談や名人伝説の類もあるんですね。ごく当たり前の振る舞いでも、度を過ごすと失敗する、また、名人上手と謂われる人の言動には常人の思いも寄らぬ極端な奇矯さがあって、感心されたりもするんだけれど、それはよく考えると不気味なことだと謂うわけです。

ふと我に返ると妙なテキストが大量に出来ていたというのは、まず度を過ごした失敗談ですよね(笑)。で、そういう滑稽な失敗をする場面を考えてみると、日がな一日それに費やしていながら、その間まったくそれが変なことだという意識はなかったのかということを考えてみると、結構不気味な話ではあるな、というところです(笑)。

>>そのあたりをうまいこと科学して、キーワードとカテゴリーを打ち込むだけで自動的に読みごたえあるブログ記事を作成してくれる「自動長文記事作成システム(←愛称は思いつかず)」ができたら怖いような嬉しいような、と不謹慎なことを考えてしまいました。

古代の詩人の名を戴くような洒落たものよりも、「自動長文記事作成システム 長文くん」という辺りがベタでいいですね(木亥火暴!!)。テレビショッピングで賑やかしの芸人さんが「そのまんまやないかい!」と突っ込んでくれそうです(木亥火暴!!)。

多分、そのシステムはロバの脳みそをアレすると出来そうな気がしますが、昨今の動物愛護の風潮からすると実現性は薄そうです(笑)。

しかしよく考えてみると、前回の記事と今回の記事は、人の中の機械が自動的に何かを作るという話と、人を模した機械が自動的に何かを作る話ということで、捻れて接点があるわけで、オルフェウスの冥界行も失敗談と怪談の混淆ですから、まあ人間の連想というのはこういうふうに本質を迂回して黙示的に繋がっていくものですね。

投稿: 黒猫亭 | 2008年9月 2日 (火曜日) 午前 07時41分

朗らかにうたうシュトロハイムさん、ですか。
でも考えてみるともともと狂躁的に朗らかなひとだったような気もして来ます。

投稿: pooh | 2008年9月 3日 (水曜日) 午後 10時12分

>poohさん

>>でも考えてみるともともと狂躁的に朗らかなひとだったような気もして来ます。

そういう人でもなければ、「だがナチスの科学は世界一ぃいいいい! できんことはないぃいいいい!」とか口に出来ないと思います(木亥火暴!!)。後半の言動を考えても、かなりご陽気な人柄が偲ばれますね。

そういえば、「私は戦争が好きだ」も試してみようかと思ったんですが、軍人さんが続くのも諄いですし、あれは長くないと面白みがないので、ワンセンテンスだけ曲を附けてもつまらないと思ってやめました(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年9月 3日 (水曜日) 午後 11時51分

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