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2009年3月11日 (水曜日)

赤壁来る

そう謂うわけで、尼からDVDが届いたので、すでに二回ほど観てみた。一回目は劇場で観られなかった吹替版、二回目はオーディオコメンタリーの三国志解説を聞きながら観てみた。

いや、やはり劇場で二回観ても記憶違いと謂うものは結構あるもので、すでにあれだけのことを書いてしまった後に観ると、なかなか冷や汗物である(笑)。

幸いにして論の根幹に関わるような記憶違いはなかったが、細かい部分でいろいろ思い違いをしていたところがあった。たとえば、以前604 さんとのお話で出ていた諸葛亮のファーストアピアランスについては、やはりこちらの記憶違いで、諸葛亮は直接敵軍を目視していたわけではなかった。

また、同じく604 さんとのお話で「地図には赤壁と書いていない」と言ってしまったのだが、更めて見直してみるとデカデカと書いてあった(笑)。そう謂う細かい部分と謂うのは、やっぱり事後に知識や情報によって記憶が補完されてしまうものだと痛感した。

また、オーディオコメンタリーの三国志解説は、聞き役がスピードワゴンだと謂うので少し莫迦にしていたのだが、たしかに小沢は何の予備知識もないので邪魔だったが井戸田が意外に詳しかった(少なくともオレよりは原作を識っている(笑))ので、案外に会話が成立していて為になった。

とまれ、何回か観てみて、これは訂正を入れておいたほうがよかろうと思ったところはコメントを入れて訂正しておこうかと思う。

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コメント

生き返りました。ご無沙汰お許し下さい。

ああ、そんな赤字で記されなくてもcoldsweats01
ユニバーサル演出のため便宜上赤壁という地名が元々あった設定にしたのか、それとも中国の人々の一般常識では赤壁はそれ以前から赤壁なのか……。

中国ではあらゆる史跡を観光地として売る気満々で、中には眉唾っぽい史跡もかなり多いと(例によって北方先生の話で)聞きましたので、多少史実とずれててもいいじゃん的な空気があったりするのかも知れませんが、実のところよく分かりません。

そして「孔明は異常に耳が良かった」で決まりなのでしょうか。まさかそんなマジで。

投稿: 604 | 2009年3月16日 (月曜日) 午後 11時54分

>604さん

>>生き返りました。ご無沙汰お許し下さい。

そちらで「あらすじ」を拝読しました。大変でしたねぇ、オレも春先は神経の疼きが出てあんまり調子が良くないんですが、花粉症がないのだけが幸いです。

>>ユニバーサル演出のため便宜上赤壁という地名が元々あった設定にしたのか、それとも中国の人々の一般常識では赤壁はそれ以前から赤壁なのか……。

そのどちらも臭いので決めかねますねぇ(木亥火暴!!)。以前も語ったことですが、三国志の話をする場合、素人が細かいことを言い出すとくだくだしくなってキリがないと謂うことがあります。DVDのオーディオコメンタリーでは、監修の渡邉教授と井戸田がかなり突っ込んだ会話をしているんですが、「この時点ではこうだった」「この当時の法制度ではこうなっていた」と謂うことを時系列に沿ってキチンと把握していないと、正確なことは謂えないわけですね。

実はこの映画の直接の原典である「三国演義」でも、史学の観点で謂えば不正確な記述が多々あるそうで、官職名なんかはかなりいい加減らしいですね。ただ、脚注を読むと間違えるのも無理はないと思えるくらい複雑なことになっていますから、稗史小説にしては意外と正確だと謂うのが妥当かもしれません。

>>そして「孔明は異常に耳が良かった」で決まりなのでしょうか。

劇中表現としてはそれで決まりですねぇ(笑)。ウーファーなんかの理屈を考えると、移動中の兵馬の立てる地響きなんてのは遠離るに連れて一塊りになってしまって、方角や距離や規模、ましてや陣形なんて絶対わからないと思うのですが(笑)。

まあ、後段で周瑜と合奏する場面があるように、諸葛亮には音曲の才能もあったわけですから、周瑜同様耳が良いと謂う描写になるのかもしれません。北伐の頃の逸話で空城の計と謂うのがありまして、それで孔明が城壁上で琴を演奏することになっているのですが、解説の渡邉教授によると中国人一般のイメージでは孔明と琴はセット物なんだそうです。まあ、ぶっちゃけ何でも出来ると謂うことなんですが(笑)。

そう謂えば、DVDを観ていて想い出したのですが、夏口に周瑜たちが訪れるシーンで周瑜が張飛を怒らせる場面がありますが、あの場面で張飛の大音声で周瑜の耳が痺れると謂う描写の直前に、孔明がサッと指で耳栓をする小芝居があるんですね。この映画はそう謂うリアクションの小芝居に命を賭けている部分が多々ありますが(笑)、この場面の描写は周瑜と孔明の耳が同じように良いと謂う表現になるようです。

他にも解説を聞いて更めて気附かされたことや、中国人の共有しているイメージなどがたくさんあって、なかなか面白かったですよ。

投稿: 黒猫亭 | 2009年3月18日 (水曜日) 午前 05時51分

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