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2009年5月23日 (土曜日)

一言ツッコミ

カテゴリーから引用元を推測されたし。

『細雪』好きとしてはショックというか、そんな肝心なことを知らないままだったことにショック。

あなたの識らない「肝心なこと」は物凄くたくさんあるから、今更そんな些末なことは気にしなさんな。

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コメント

引用元に行ってみました。

うわ………
まあ、関西人であれば、ちっさい時から落語などで、古めかしい大阪言葉のお嬢さんの呼称は覚えますから半ば常識ですが、それ以外の地方の人は意識しないと難しいかも、とは思います。思いますがこれは凄いなあ、うん。

で、彼はお嬢さんは「いとさん(はん)」なのであって、「こいさん」は「こいとさん(はん)」の省略形であり、姉妹の末娘にしか使わないというのは知ってるんでしょうかw 従って一人娘にこいさんはありえん、とかw 「なかんちゃん」も「なかいとさん(はん)」の親しみ易い言い方で、と。
(お嬢さんという呼びかけとしては「とーさん」も一般的ですな)

ちなみに私は落語よりもNHKでやっていた「けったいな人々」でこの辺の呼称は覚えました、はい。

投稿: shof | 2009年5月24日 (日曜日) 午後 06時04分

>shofさん

ご無沙汰しております。お仕事のほうは落ち着かれましたでしょうか。

しかし、ウチのブログの「人物」カテゴリーって、ほぼ半分白倉カテゴリーだよなぁとか思いつつ(笑)。

>>まあ、関西人であれば、ちっさい時から落語などで、古めかしい大阪言葉のお嬢さんの呼称は覚えますから半ば常識ですが、それ以外の地方の人は意識しないと難しいかも、とは思います。

度々言うてますが、最近は上方落語ばっかり聴いていますので、この辺のことは一通り押さえております(笑)。大阪言葉と一口に謂っても、長屋連中が遣うような町人言葉と大店の家内で遣われる商人言葉、また若いお嬢さんの言葉と女房言葉など、江戸言葉同様いろいろ違いますよね。

それと、当たり前ですけれど古典落語に出てくるような昔の大阪言葉と、とくに戦後の大阪言葉は違うわけで、古典落語に出てくるような言葉を今の大阪人が遣っているわけではないですね。関西でもけっこう古典落語の言葉が通じにくくなっているようです。

江戸言葉と違うのは、大阪の町のほうには殆ど武士がいなかったらしいので、たまに落語に出てくる武家の言葉は虚構的ですね。江戸のいると幾らでも武士を見掛けることはあったわけですが、とくに大阪では武士階級の人は地方行政官くらいしかいないので算えるくらい、その辺を日常的にお武家様が歩いていたわけではないので、従って下々の人々が身近に武士を視る機会はほぼなかったようです。

>>で、彼はお嬢さんは「いとさん(はん)」なのであって、「こいさん」は「こいとさん(はん)」の省略形であり、姉妹の末娘にしか使わないというのは知ってるんでしょうかw

知らんでしょう(キッパリ)。そもそも「いとさん」の語幹である「いと」と謂うのは何だろうとかと思って調べてみたら、「いとしい(人)」「いとけない(人)」と謂う語から来ているそうですね。これに「中」とか「小」が附くことで複数のお嬢さんの序列関係を表すわけですね。

>>お嬢さんという呼びかけとしては「とーさん」も一般的ですな

これは当然「いとさん」の転訛と謂うことで、「ぃとぉさん」の「ぃ」が消失したものですね。そう謂えば、宮中言葉なんかも元々京都辺の言語圏ですから、「おたあさま」とか独特の言葉が残っていますね。

関東の落語でも上方の落語でもそうですが、地方から出てきた前座さんとかが江戸言葉なり大阪言葉なりを習って演じる落語って、たとえば「鯛」のことを「てー」と謂うふうにハッキリ発音していて嘘臭いんですよね(笑)。ホントに口伝えで江戸言葉に習熟した噺家の口演だと、呼吸によって「たい」と謂ったり「てぇ」と謂ったりと謂うふうに「ああ、こう謂う呼吸だとこう訛るんだな」とわかるんですが。

江戸言葉はまだしも、上方落語に出て来る古語の類は、ネットで調べても殆どヒットしない言葉が多くて困りますね。今の大阪言葉なら調べれば出て来るんですが、古い言葉や言い回しは、まず正確なことがわからないことが多いです。

今わからなくて凄く気になっているのは、「しりめにころして」と謂う言い回しなんですが、何となく意味合いはわかっても何でそう謂う言い方をするのかわからないと気になるものです。「尻目に殺して」と書くのかどうかもわからんくらいですから。

後は、もし詳細をご存じだったら是非お伺いしたいのですが、桂米朝は弟子や親しい友人から「ちゃーちゃん」と呼ばれているらしいんですが、これは一体どう謂う意味なんでしょう。検索しても一切ヒットしないんで気になってます(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2009年5月24日 (日曜日) 午後 08時21分

勿論ワタシの子供時代でも、落語の言葉というのは「古い大阪言葉」なんですが、演者は大概「今で言う〜ですな」などと、適宜解説を入れるものですから、まあ、聞き込めば覚える訳です。

「じゃりン子チエ」あたりだと、話し言葉に濃厚に昔の言葉が混在していて、西成の小学生が「やどがい(宿替え=引っ越し)」とか言ってしまうんですな。この辺、案外と通じる子には通じると申しましょうか。「芸能に詳しい」というのは、大阪の小学生のステイタスの一つですから、耳年増によお知ってる子というのは居る訳ですw

で、「ちゃーちゃん」なんですが、これは今の5代目桂 米團治、小米朝ですな、彼がちっちゃい頃に父親である米朝師匠をそう呼んでおったと。「おとーちゃん」と言えずに「ちゃーちゃん」と言ってた所、それが可愛いということでまあ、弟子達が真似たという事らしいです。

投稿: shof | 2009年5月24日 (日曜日) 午後 10時35分

>shofさん

>>勿論ワタシの子供時代でも、落語の言葉というのは「古い大阪言葉」なんですが、演者は大概「今で言う〜ですな」などと、適宜解説を入れるものですから、まあ、聞き込めば覚える訳です。

米朝の噺でも、通じにくい部分は予めマクラで説明しておりますね。途中で註釈しても本筋に戻ってくる呼吸が好くて、こう謂う註釈の入れ方が実に上手いと思います。註釈を入れても通じないとか効果的でないと判断した場合はサゲを変えたりしていますね。

>>この辺、案外と通じる子には通じると申しましょうか。「芸能に詳しい」というのは、大阪の小学生のステイタスの一つですから、耳年増によお知ってる子というのは居る訳ですw

都市化が進んで人口の出入が活発化したり、全国放送の影響が強くなってくると何処の地域でも方言がのっぺりしてくるもので、標準語のアクセントが少し変わって地域特有の語尾が附く、くらいに簡単になってくるのが実情だと思うのですが、大阪のほうだと昔からの大阪言葉を残そうと謂う意識もあるようですね。

そう謂う役割を芸能が担っていると謂うこともあるのかなと思いますが、先日島田伸助が言っていたんですが、有名芸能人でも関東に進出して半分半分で仕事をしていると、どうしても東京の言葉が混ざってくるものですが、大阪に帰ってうっかり「〜しちゃってさあ」とか口にしてしまうと、大阪の友人がみんな白い目で視るから、意識して大阪の言葉を忘れないようにしていると謂うようなことを言っていました。

>>で、「ちゃーちゃん」なんですが、これは今の5代目桂 米團治、小米朝ですな、彼がちっちゃい頃に父親である米朝師匠をそう呼んでおったと。

ああ、手塚治虫の「どろろ」みたいなもんですね。一般名詞ではなくて幼児語から来た綽名のようなものであると。最初にその話を聞いたときは、弟子が師匠をちゃん附けの愛称で呼ぶと謂うことに違和感があったんですが、要するに「お父ちゃん」の婉曲表現と謂うことですかね。

師匠を「お父ちゃん」とストレートに呼ぶのは抵抗があるけれど、「ちゃーちゃん」ならワンクッションあるから丁度好い、と謂うことですかね。

何とか疑問が一つ解けましたので、お礼を申し上げます。

投稿: 黒猫亭 | 2009年5月25日 (月曜日) 午後 01時54分

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