dignityを見せろ
心温まるいい話だなぁ(笑)。多分、反撥する層のほうが声が大きいと思うが、アメリカの良識の存否を示す好い機会だろう。
アメリカ人はいい加減、自国のこの部分が突出して異常だと謂うことに気附けよ。アメリカの無責任なグローバル経済戦略で、世界中がどれだけ迷惑していると思っているんだ。強者が弱者から収奪するのが当然の理だと謂う考え方の何処が文明国だよ。
いつまで経ってもそんな考え方から脱却出来ないから、アメリカと謂う国家は世界中から恥ずべき蛮国として軽蔑されているんじゃないのか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんは
dignityと聞くと「雨に唄えば」でのジーン・ケリーの台詞を思い出します。
"Dignity, always dignity."
日本人の私が思い出すぐらいですから、ひょっとしてアメリカ人にはキャッチーな表現なのかもしれませんね。
投稿: うさぎ林檎 | 2009年9月15日 (火曜日) 午後 05時43分
>うさぎ林檎さん
基本的に威厳のない国家なんだろうと思います(笑)。
二〇世紀の世界史を引っ張ってきた国なんですが、文化的には映画とミステリやSFくらいしか世界に誇れるものがありませんし、結局は経済力と軍事力で世界をリードしているわけで、その辺がどうにも品がない。
勿論、あれだけの人口と複雑な人種構成があるのですから「アメリカ人」と十把一絡げに出来るほど単純な国民ではないはずですし、アメリカにだって威厳も良識も存在するはずなのですが、対外的に顕れるアメリカニズムと謂うのは何故か野蛮で自己中心的な側面ばかりが目立ちます。
医療保険制度に対する脊髄反射的な反共産主義の感情のような、何だか硬直的で野蛮な性格ばかりが目に附くわけですが、本当にアメリカと謂う国家がそれ一辺倒なのかと謂うのが疑問なんですよね。一方では、自国の汚点であろうと遠慮なくえぐり出すようなフェアネスが尊重される国家でもあるはずなんですが、良識的な意見があんまり大きな声にはならないと謂う印象です。
たしかに、自主独立の気風や実力主義と謂う理念も重要ですが、それが何故あのような極端な格差を必要とするのかが理解出来ません。どこかで申し上げたことですが、たとえばアメリカの大富豪の暮らしぶりを紹介する番組なんか見ても、「ああ、ゴミのように富が蕩尽されているなぁ」としか思わないんですよねぇ。なんでそんな非常識な富の集積が必要なんだかがよくわからない。
今回のオバマの演説は、まあ彼自身の腹の内がどうあれ、他国の多くの人間が思っていることそのままですから(笑)、これがどうなるのか、アメリカ国民がどう反応するのかと謂うのは、ちょっと興味があります。
投稿: 黒猫亭 | 2009年9月15日 (火曜日) 午後 07時15分