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2009年9月 2日 (水曜日)

論理的に一貫した結末

「無能で要らない者はどんどん切り捨てる」と謂う政策を徹底した結果、最終的に自分たちが切り捨てられた政党。

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コメント

座布団イチィマァ〜〜〜〜イ(*^-^)

投稿: せとともこ | 2009年9月 6日 (日曜日) 午前 11時43分

>せとともこさん

お褒めに与りまして、大変凝縮です…うわっ、折角褒めて戴いたのに他人様の洒落をパクってしまった(笑)。

調子に乗って、落語の小咄を一つ。

一〇人奉公人を使うて手広う商売していた商人がおりましたが、「一〇人もいるのはどうも無駄や」と謂うので、半分の五人に減らした。やってみると、五人でもまだ間に合う。もう少々減らそうとまた三人暇を出して、二人だけ使うてやったらそれでも間に合う。「そんならもう要らん」ちゅうて全部馘にしてしもた。夫婦差し向かいで走り回ってやったら、それでも間に合う。「そんならもう嫁はん要らん」ちゅうてこれ離縁してしもうてね、おのれ一人で走り回ってやったらそれでも間に合う。「…わしも要らんらしい」言うてどっか行ってしもたてな話があります。

これは三代目桂米朝の「始末の極意」と謂う噺のマクラの小咄なんですが、大昔からこんな小咄が伝わっているんですね(笑)。本当に落語は為になります。

投稿: 黒猫亭 | 2009年9月 6日 (日曜日) 午後 12時04分

こんにちは。
面白いお噺ありがとうございます。
「そして誰もいなくなった、、、、」
ですね。
国民でないことを願いながら、、、
さて、
黒猫さんのお噺を読んで、私もふと思い立って、作ってみました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ご隠居さん、さっき、長屋の前に白い鳥が立っていましたが、あれはなんですかね????」
「うううう===む、白い鳥か、掃きだめの鶴かなぁ?」
「おいおい。熊さん、八さん、あれは鶴じゃなくてサギだよ、ほらよく見てご覧、あの赤いくちばしを」
「ああああ、ご隠居。
あっしはてっきり、ハトかと思いました」

お粗末でした(^-^;
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ははは。
TAKAさんになった気分???

ところで、民主党とニセ科学の「早速出てきた問題」について、今度、記事にしようと思うので、その時は黒猫さんを参考にさせていただきます!!!
では、、、またね。

投稿: せとともこ | 2009年9月 6日 (日曜日) 午後 12時40分

>せとともこさん

>>「そして誰もいなくなった、、、、」

そうなんですね。「合理化」と謂うのは基本的に製造プロセスで上手にやりくりしてコストを減らして相対的に利益を増やすと謂う方法論なんですから、売価以上のコストダウンは不可能なんですね。つまり、最初から限界が決まっているわけです。

コストダウンで利益を増やすと謂う方向性はいずれ頭打ちになるわけで、国家単位で考えるなら、国民がどの程度低水準の生活に耐えられるかと謂う勝負になるわけで、枝野議員が言っていたように、日本国民がコスト競争で中国やインドに勝てるはずがないんです。なんせ、一度も民主化されたことがない専制国家と、未だ非公式にカースト制度が存続している国家なんですから。

自公政権が何を考えていたんだか不思議に思うのは、一度バブル経済を経験した国民が中国やインド並みの水準の生活に耐えられるはずがないわけですから、国際価格競争力なんてお題目でどの程度しのげると考えていたのだろうと謂うことです。

小泉構造改革が四年しか保たなかったのは当たり前の話で、国民生活を中国やインドの下層民並みに維持する政策が国民全体の支持を得られるはずがないんですよね。

>>あっしはてっきり、ハトかと思いました

…ハトだと思ったら太陽を喰う金星人だったと謂う秀逸なオチですね(木亥火暴!!)。くちばしが赤いと謂うところに悪意があると思いました(笑)。

>>ところで、民主党とニセ科学の「早速出てきた問題」について、今度、記事にしようと思うので

楽しみにしております…いや、話題自体はちっとも楽しくないんですが(笑)、政権基盤が脆弱な今のうちに問題点をガンガンぶつけておくことは重要だと思います。民主党もこれまで与党経験がなくて自信がないから今のうちは殊勝な態度ですが、政権が安定すれば自民党と選ぶところのない態度に出る可能性は高いです。

ニセ科学やトンデモに対して脇が甘いと謂うのは、全体的な姿勢の問題でしょうから今のうちに積極的に批判をぶつけて言質をとっておく必要はあると思います。

投稿: 黒猫亭 | 2009年9月 6日 (日曜日) 午後 02時05分

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