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2009年10月 5日 (月曜日)

誰かと思ったら

今TVを見ていたら、何だか見覚えがあるような顔をした人が出たんだが、名前のクレジットが「我謝レイラニ」と謂う聞いたことのない名前だったので、早速検索して調べてみたら、何のことはない、加藤美佳のことだった。

なんでも本名が「我謝美佳レイラニ」と謂うらしくて、昨年旧芸名から改名したらしいのだが、いきなり字面だけ見せられるとかなりインパクトのある芸名である。そんなに興味のある人物でもなかったので、本人がクオーターだと謂うのは今初めて識ったのだが、ハワイ系アメリカ人と中国人の血が入っているのであれば、まあ見た目的にはほぼ日本人と変わらないのだから無理もない。

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コメント

因みに、この「我謝」と謂うのは勿論沖縄系の名字で、「がじゃ」と読む。ウィキによれば彼女自身は東京都出身と謂うことだが、少なくとも父母の代には少し複雑な事情がありそうに思える。

さらに脱線すると、ぐぐる先生に「我謝」で尋ねてみると、レイラニ以外では「我謝京子、我謝俊洋、我謝華英」の三名の名前が検索語の候補で出てくる。

我謝京子と謂うのはテレ東出身のロイターの報道記者で、TBSニュースバードと謂うCSテレビに出演中とのことである。一人飛ばして我謝華英のほうは沖縄大学のスクールソーシャルワーカーと謂うことで、まあ普通の一般人である。

本命はやはり我謝敏洋で、本職は内科医師だそうだが、本業のほうの実績は勿論オレなんかには評価不能であるから措くとして、ひっそりと「神々の叙曲」と謂う小説を刊行しているらしい。

勿論未読だが、どんな内容の小説であるかは、読者レビューに並ぶ単語群を一瞥するだけでヒシヒシと伝わってくる。念の為に断っておくと「叙曲」と謂うのはオレのタイポではなく原ママである。ひょっとしたらオレが識らなかっただけで「と」の界隈では有名なヒトなのかもしれない。

投稿: 黒猫亭 | 2009年10月 6日 (火曜日) 午前 03時13分

黒猫亭さま

偶然ネットで目にしました。
私のことを引用してくださりありがとうございます。
神々の叙曲はそうメジャーではありませんが、ぽつりぽつりと反応が来ています。
すべて私の実際の体験に基づいて書いてあります。よろしかったらぜひ読んでみてください。amazonで売ってます。(ホームページも開いています)

投稿: 我謝俊洋 | 2009年11月22日 (日曜日) 午後 09時28分

>我謝俊洋さん

ご本人からコメントが戴けるとは思いませんでした。

お名前が珍しかったものだから引き合いに出しましたが、沖縄では由緒のあるお名前のようですね。エントリで語っている女性アイドルは、昔は加藤美佳と謂う本土風の芸名だったのですが、識らないうちに「我謝レイラニ」と謂う耳慣れない姓と名前の組み合わせの芸名に変わっていたので、「我謝」と謂う姓氏について少し調べてみてそちらのHPを発見したと謂う経緯になります。

元々この人は「東京出身」とプロフィールにあって、沖縄のルーツをまったく公表していなかったので、これは一種自身の複数国家に跨るエスニシティのカムアウトと謂う側面もあるのかな、と考えた次第です。

前述の通り当該書籍は未読ですので、内容についてはコメント出来ませんが、予想としては、読ませて戴いたら辛辣な感想になりそうです。まあ機会があったら読ませて戴くかもしれません。

投稿: 黒猫亭 | 2009年11月23日 (月曜日) 午前 07時22分

こんにちは、我謝俊洋さんを紹介されていますね。

本名は書きませんが、「我謝俊洋」というのはペンネームで、我謝俊洋さんの本職は東京大学の医学部教官でした。「でした」と言うのは、本年2月、小脳出血により逝かれたからです。我謝俊洋さんは、ラサール高校を首席で卒業し、現役で東大理三に合格したわが国最高峰の頭脳の一人で、その後、東大医学部の医局に残って研究生活をしていましたが、大部の奇書一大叙事詩『神々の叙曲』(1)~(3)を残されて亡くなってしまったのは残念極まりないことです。
我謝俊洋さんが、本職の専門分野に関わる病気で逝かれたのは、謎とまでは言いませんが、門外漢にとって不思議な部分が残っています。
どのような心境で、自分の病気を見つめていたのか、不思議で仕方がありません。


投稿: どってんかん | 2011年8月24日 (水曜日) 午後 07時45分

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