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2009年10月18日 (日曜日)

パン3

さて、推理ごっこの妄想が段々膨らんできたので、調子に乗ってもう一発連続上の妄想推理ネタでエントリを起こしてしまおう(笑)。前回のエントリでは、生野陽子のめざまし繰り上がりについて、

わざわざめざにゅ〜から新人を引っ張ってきた意味が当時はわからなかった。

…と謂うふうに書いたが、これはちょっと記憶が曖昧だったのと書き方が雑なので誤解を招く。改めて確認してみると、ウィキの生野の項目に以下のデータがあった。

(2007年10月1日〜2009年3月25日 月〜水、5時台限定出演エンタ!知ったかフリップ 担当)

そうそう、「知ったかフリップ」は元々めざにゅ〜組が交代でやっていたコーナーなんだよなぁ。繰り上がり人事以前は女子アナのほうが軽部にクイズを出す形式だったわけだが、皆藤愛子以降の印象があんまり強いのですっかり忘れていた。だから、松尾も生野も加藤もめざましテレビのレギュラーとは言えないが、このコーナーでめざましテレビに出ていたと謂うことになる(除く夏休み交代)。

あとはもう一箇所。

しかも、チノパンは一年間放映しているのにアヤパンのほうは三クールと物凄く中途半端で、放映終了後の七月期に何か新しいレギュラー番組を持ったと謂うことでもないらしい。局アナの冠番組で局都合(新人紹介と番宣)の制作動機のほうが目立つ番組であるから、視聴率が何か関係しているとも思えないので、これも編成上の都合かもしれないが、アヤパン終了からめざましまでの間に三クールも空いていて、これが何を意味するのかはよくわからない。

無根拠な推理ごっこにもせよ…と謂うか、だからこそ推理のストーリー性が重要なのであるから、ここも少し舌足らずだったと謂うことで説明を補足する。

千野志麻はチノパン終了後、半年後の四月期にスポーツキャスターとしてめざましテレビに参加していて、これはパン枠と関連附けられないように間を置く(対抗馬としてのアヤパンが継続しているからである)意味で新年度に合わせて起用する形になったのだと思うが、これはつまりアヤパンのほうが二クール消化した時点だと謂うことである。

アヤパンはその後一クール続いて終了したわけだが、これはつまり千野志麻がめざましで一クール消化したと謂うことである。一連のエントリの仮説である「パン枠はめざまし後任候補の試験枠」と謂う想定に基づけば、アヤパンの三クール目、すなわち千野志麻がめざましに参加した最初の一クールと謂うことだが、二〇〇二年四月期の三カ月間で高島彩のプラス評価と千野志麻のマイナス評価が確定して、めざまし後継レースが決着した、そう謂う想定のストーリーである。

であるから、千野志麻のめざましテレビにおける仕事が高評価だったらアヤパンはもう一クール続いたかもしれないし、最早隠す必要はないのでアヤパン終了直後の一〇月期に高島彩がめざまし入りして直接競合していたかもしれない。

無根拠な推理を元にさらにifを考えても仕方がないのだが(笑)、千野と高島が同時期にめざましに参加していて、小島奈津子の後継レースの最終決着はそのステージで判定されていたかもしれないと想像するとおもしろい。現実には、おそらく千野志麻の仕事ぶりか視聴者の反応にマイナス要因があって高島彩の圧勝と謂う形に決着したから、あのように劇的な落下傘降下の交代劇が現出したのではないかと思う。

「パン枠はめざまし後任候補の試験枠」と想定する理由は番組の内容にもあって、チノパンはそうでもなかったが、アヤパンから本格的にどっきり企画が定着して、リハにない無茶振りを仕掛けると謂うパターンがウリになったが、これはCXらしい悪ノリと視ればそれだけの話だが、咄嗟の事態に対する新人の対応力を量る乃至鍛える意味として視ることも可能である。

高島彩の人気はこのどっきりに対するリアクションで確立された部分もあるし、たとえばウィキの高島彩の項目でも、

アドリブに長けており、特に生放送での仕切りに定評がある。また、バラエティ番組などではタレントを立てることを忘れない。

…と謂う評価が為されているが、この資質はすでにアヤパンの時点で確認されていたと謂うことである。乗るべきところでは乗り、流すべきところは流し、キレるべきところでキレると謂う、割合高度な対応力を発揮したわけで、この辺が決定的な決め手になったのではないか、と考えている。

ショーパンやカトパンでもこのどっきりの伝統は踏襲されていて、やはり不測の事態に対する対応力を視ていたのではないかと思うが、生野と加藤ではやはり生野のほうが断然おもしろい。それは単に生野のほうが世間知らずで素直だと謂うだけのことなのかもしれないが、自分が笑われることに恐れがない。その点加藤は、綺麗に視られたいと謂う自意識が強くあるようで、咄嗟の事態に対してはキレるか笑って胡麻化すと謂う凡庸な対応が目立った。

そもそも生野は、加藤のように少女期からチヤホヤされたわけでもなかろうし、先日番組内で放映された自身の母校を訪ねる企画で少女時代の写真が出たが、ぶっちゃけお地蔵さんのように相当ぶっさいくに写っていたから、子供の頃から十人並みレベルの扱いを受けていたのだろう。

時々夜中に再放送している「女子アナが絶対食べたいオンデマンドな特選グルメ」と謂うフジテレビ On Demandと連動したコンテンツがあるのだが、めざまし同様に伊藤利尋と組んでお互いの地元のグルメを紹介する内容で、伊藤が生野に「あーん」させて熱々の料理を喰わせるのがお約束になっていて、殆ど昔の鶴太郎やダチョウ倶楽部扱いなのだが、熱い料理を無理矢理喰わされた生野の表情を視て伊藤が「ぶっさいくですねぇ」とせせら笑うと謂うのが毎回のパターンである。

この流れには伏線があって、

10月18日 − めちゃ×2イケてるッ!やべっち寿司に、加藤綾子を連れて[8]再出演、濱口優に「ノリが良い」と褒められた。何事にも果敢に立ち向かう仕事姿勢から濱口に巻き寿司を食べさせてもらう際、目をつむって口を大きく開き再び口に指を入れられたが尚も開き続け、台本[9]とは言え度胸と辛抱強さを見せた。2009年8月18日のスパイスTV どーも☆キニナル!でも同様のことをやってみせた。

これが二〇〇八年のことだから、生野陽子の持ち芸と謂う言い方も出来るが、要するに三の線でヨゴレな芸風の女子アナだと謂うことである。

経歴面で視ても、地方のマンモス私大出身と謂うのは、在京キー局のアナウンサーとしてはまず書類選考で落とされるレベルのハンディである。そう謂う意味で、生野には護らなければならないセルフイメージと謂うのはそうそう強固ではないので、咄嗟の場面では天真爛漫なおもしろいリアクションをとる。

ショーパンに比べてカトパンがイマイチだなぁと思ったのは、やっぱり加藤綾子は自分が二の線のキャラだと明確に自覚している部分があるようで、他人が視るイメージとセルフイメージの間にほぼギャップがなく、そこがおもしろみに欠ける。

具体的に謂えば、加藤はバナナの着ぐるみなんか着なかったし、狭い箱の中で初対面の相手と超接近なんかしなかったし、よゐこ濱口に強要されて「どぜうモン」を演じてみせたりはしなかったと謂うことである。そこで物怖じせずに、とりあえず相手のフリに乗ってみる辺りが生野の取り柄で、逆に謂えばそこで「自分は何か不当な扱いを受けている」と感じて自己主張する辺りが加藤の常識的な部分である。

いや、たしかにどっきりのいたずらなんてのは仕掛けられる当人視点では後ろ回し蹴りをかましても構わないくらい(笑)不当で理不尽なんだが、そこで笑われておくかキレるかでTV向きの資質が量られてしまうわけである。加藤は年齢なりに普通に常識的に反応する部分があったから、あんまりバラエティ的な対応力は高くないのではと思える。

カトパンと謂う番組を純粋にコンテンツとして評価する場合、やっぱり普通に「人気女子アナのミニトーク番組」と謂う枠組みを超える突出した部分はなかったし、そう謂う性格は放映第一週から感じることが出来た。要するに、何だかチノパン的な雰囲気が強かったと謂うことである。在京各局が争奪戦を演じた大型新人と謂う華やかな出発点であるから、ポスト高島候補の一人ではあったのだろうが、MCとしてのおもしろみはさほどないんではないかと思う。

まあ、ぶっちゃけあんなに色黒な女子アナってTBSの出水麻衣以外に視たことがないので(笑)、「正統派美人女子アナ」と言って好いのかどうか微妙だし、今年の夏休みから戻ってきた当座はさらに黒くなっていたので腰を抜かしたくらいである。あれ以上黒くなれるんだなぁ、と。

正味な話、加藤綾子を初めて視たとき「実写版のナディア」かと思ったくらいだが、まあ、あんまり黒い黒い言っていると、幾ら半分芸能人で容貌を論っても構わない商売だと言っても、もしかしたら何か洒落にならない事情があったりすると困るので、この辺にしておくが(笑)。

たしかに今は若いからアイドル的に可愛いんだが、造形的に視ると地黒以外にも「頭の鉢がでかい」「口がでかい」「痩せてて色黒で背が高いのに微妙に巨乳」と謂うかなりイビツなところがあるわけで、一口で謂って癖の強い風貌だから、ちょっと年をとるとどう謂うルックスになるか微妙である。

加藤に対する評価が辛いのは、まあ「可愛い」と謂う以外の積極的な持ち味がないと思うからなんだが、多分この人はそんなに深く考えなくてもあんまり人生設計を失敗しないタイプだと思うので、無難に生きていけるんじゃないだろうか(笑)。

パン枠の話と言い条、先週スタートした「ミオパン」については殆ど触れていなかったのだが(笑)、有吉も言っている通り、何だかまだ松村未央のキャラには薄っぺらいところがあって、どうだとも判断出来ないのだから仕方がない(笑)。

ただ、天然ボケで育ちの好さそうな山中章子に比べて、物凄く心ない感じで相手に話を合わせるテキトーなところが上手く転ぶと意外におもしろいかもしれない。つまり有吉の言う「薄っぺらい」感じが実は松村の持ち味だったりすると、逆に腹黒くておもしろいと謂う無責任な予想である(笑)。印象は大分違うが、高田純次の女子アナ版みたいな感じと謂うか(笑)。

因みに、近年の新人アナは、四月期の三カ月の「はねるのトびら」を注意して観ていると「虻川先輩の呼び出し」コーナーに出演して紹介されるが、松村もこのコーナーで同期の三人と共に出演し、虻川から「アイドル女子アナ」と認定されている。

松村は「私なんてアイドルじゃないです」と謂うふうに、やっぱり心ない感じで謙遜したが(笑)、「じゃあ、アイドルっぽい女子アナは誰だと思う」と問い詰められ、どうやら加藤綾子の名前を耳打ちしたらしい。その流れで虻川に「おまえだってパン枠狙ってんじゃねーのか、マツパン狙ってるんだろう」と決め附けられてしまったのだが、タイトルは微妙に違ったが結果的にその通りの流れになった。

今となってみれば、これも大した予言ではなく、採用当初からの既定路線と謂うことが判明したわけであるが。

さて、ここでパン枠を離れて得意の卓袱台返しを。

パン枠→めざましの構図を思い附いて以来脊髄で書き飛ばしている推理のストーリー上で一つだけ気になるのは、以前はポスト高島的ポジションではないかと推測していた松尾翠が、一〇月期からめざましファミリーのキャスターを完全撤退したこと。今は申し訳ばかりに山縣苑子に代わって「めざカルチャ」のレポーターに収まり、山縣苑子のほうはめざにゅ〜の「ハヤリ・MONO」のレポーターに異動している。

このハヤリ・MONOは、そもそも顔出しのレポーターが存在しなかったコーナーであるから、印象としては松尾がキャスターからレポーターに降格した為の無人地帯への押し出し人事の形になったように見える。

しかし、このめざカルチャと謂うのはレポーターが全国各地の景勝地に旅行して散々好い目をみると謂う美味しいコーナーで(笑)、これまでの印象としては「なんで山縣苑子一人だけこんなに好い思いをしているんだろう」と謂うものだったのだから、一概に松尾が降格されたと謂う見方をして好いものかどうかわからない。

そもそも山縣苑子の時代には、本人が出演してVフリなどもしていたわけだが、現在松尾翠はV以外には登場せず、一切スタジオには顔を出していない。めざましファミリー全体で視ても、今現在松尾翠の露出は僅かこれだけで、この状況はこれまでの松尾のめざましファミリーへの貢献を考えると重々不可解である。

九月末に芸能キャスターとして「ニセ軽部」こと福井慶仁が紹介された際は、てっきり松尾と福井がコンビを組むと謂う意味だと思っていたが、マジで松尾の後任と謂う意味で松尾が完全に抜けたのにはかなり驚いた。スポーツ・芸能が中村(光)と福井の男性二人組になると謂うのは、女子アナ優位のめざましファミリーの番組としてはかなり意外な人事である。

それどころか、たしか松尾翠は現在このめざどの一コーナーのレポーターと、いいとものテレホンアナ以外のレギュラー番組を持っていないはずである。一時期の松尾の活躍振りから視ると、何だか不自然なほど露出が少なくなっている。

これはもしかして、この先「しんどい仕事」が待っているから今のうちに一旦帯を抜けさせて「慰安旅行」でもさせておこうと謂う腹なのかもしれない…としたら、本命生野に対して穴馬松尾と謂う予想もアリかもしれない。松尾も何だか「外された」と謂う印象ではなく物凄く楽しそうなので、慰安旅行説は意外と真相なんじゃないかと思える。

個人的には、松尾か生野かと謂えば松尾のほうが好きだから、それでもまったく不満はないのだが(笑)、そうなると「何だよ、パン枠とめざましの間には何の関係もないじゃないか、情報バラエティ向きの新人をフィーチャーしたらそう謂う見え方にもなると謂うだけだろう」と謂う話になるわけだが、さてどうなりますことやら。

こっちのほうが当たりなら、松尾と生野は一年違いだからまさに高島彩と中野美奈子の関係と謂うことになるわけだが、松尾と生野はめざにゅ〜ではずっとシフトが違っていたので、高島と中野のような公私共にツーカーのコンビネーションになるかどうかは未知数である。これまでレギュラー番組で松尾と生野のツーショットが実現した例はないから、どうも何だか想像が附かない。

総じてこの線は、ありそうでなさそうで、相当微妙な確率であるように感じる。

だとすると、順列組み合わせの中からありそうなパターンを挙げるなら、

・生野陽子:めざましテレビMC
・松尾 翠:めざましどようびMC
・加藤綾子:めざにゅ〜全曜日MC

さあ、これでどうだ!(笑)

…あ、し、しかし、ここここれでは、オレの杉崎美香があぁっ!

いや、マジな話、めざにゅ〜及び杉崎ファンは認めたくないだろうが、おそらく次の大規模な異動があれば、杉崎美香はめざましファミリーから抜けて、滝クリのようにCX専属状態から他局やCMへも進出する構想なんではないかと思う。その前フリとして、以前当ブログで大叩きした「カイドク」への出演なんかもあるんではないかと思う。

つまり、東京在住の人間は杉崎美香は物凄い有名人だと思っているが、めざにゅ〜で培われた杉崎人気は、実は全国区のものではなかったのである。めざましファミリーの中ではめざにゅ〜だけ圧倒的にネット局が少なく、しかもCX以外は五時からの飛び乗りネットだから、全国的な観点ではめざにゅ〜は第三部だけの二五分番組で、早い話がほぼ「ローカルミニ番組」だと謂うことだ。

二〇〇八年四月に杉崎美香がめざましどようびに移って、めざにゅ〜MCは三日(今季から土曜日が廃され二日)分局アナが補填する形になったのは、めざにゅ〜はローカル番組だがめざましどようびは全国ネットだからで、めざにゅ〜への貢献による昇格人事と視て間違いないだろう。

そうすると、二〇〇三年にセント・フォース入りして以来の杉崎美香のキャリアとしては、めざにゅ〜で五年頑張って全国区のめざどに昇格して二年、そうするとそろそろめざましファミリーは卒業の頃合いで、全国区の人気を足掛かりにフリーアナ・タレントとしてCX以外の仕事も積極的に入れていく時期に来ているわけである。

つまり、一連の考察では高島彩を軸に据えて考えてきたわけだが、高島彩とまったく同様なことが杉崎美香についても言えてしまうわけである。この二人は、高島彩が早生まれではあるが同学年の三〇歳で、高島彩のめざましMC起用に半年遅れて杉崎美香MCによるめざにゅ〜が放映を開始しているのだから、実はポスト高島とポスト杉崎の問題は、局アナとフリーと謂う違いがあるだけで軌を一にしていると視るべきだろう。

だとすれば…今年まではたった三人しか所属タレントが存在しない不可解な新事務所であったフォニックスだが、将来的にめざましファミリー内部に激震があれば、所属する大物フリーアナがもう一人乃至二人増えると謂う予想も可能である。

そうすると、セント・フォース系列のフリーアナウンサーの受け皿は、新人から中堅まで通常のステータスの人材は基盤のセント・フォースで供給し、それとは別格のハイクラスのアナはギャランティのベースやマネジメントの扱いが違うフォニックスで供給する二段構えで、CXとセント・フォースとの蜜月関係から考えると、他局で活躍してブレイクした人材をCXが優先的にぶっこ抜きで活用出来ると謂うメリットが出てくるわけで、これはかなり壮大なビジネス構想なんではないか、なんて妄想も可能だなぁ。

CXとセント・フォースが互いに連携を強めていく流れが伏流すると想定して、そうすると対抗関係にある日テレ辺りは、CXで人気の出た人材をダボハゼみたいにぶっこ抜きたがるだろうから、小林麻央のニュースZERO起用みたいな例がどんどん増えていくとして、日テレで一定の実績を積んでさらにキャリアアップした人材をCXが優先的に再びぶっこ抜けるとしたら、こらもうフリーアナ運用はCXの一人勝ちみたいな物凄い状況になるわけである。

だからと謂って日テレがセント・フォース勢に匹敵する人気女子アナを自前で育成出来るかと謂えば、この局の体質として人材はアリモノを買ってきて使い捨てだからまず不可能で、一定の割合でセント・フォースに依存せざるを得ないだろう。

たとえば、高島彩や杉崎美香の局縛りが解けて売りに出されれば、喉から手が出るほど欲しがるだろう。見す見すライバル局の優先的な支配力が強い人材を起用するデメリットはあるが、他局に持って行かれるよりも数段マシである。結果的に、CX=セント・フォースの連携でフリーアナ市場で絶対的な優位が確立されると謂う青図を描くことが出来る。

たとえば日テレが高いギャラを払って高島彩を買い取るとしたら、アイドルアナ主導のバラエティなんてこまかしいレベルではなく、ズバリ「ニュースの顔」となる女性キャスターとしての起用を考えるだろうから、報道の分野ではCXよりも強い日テレが勝手に高島彩を櫻井よしこや安藤優子レベルのステータスに育ててくれる可能性もあるわけで、その時点で他局の得意分野のノウハウを吸収して成長した人材をぶっこ抜き返せば最後に笑うのはCXと謂う寸法である。

おお、なんか二〇一〇年代は物凄い激動期じゃないか(笑)。

ついでだからこの辺の事情をビジネス的な観点から憶測すると、たとえば従来女子アナと謂うのは二十代後半から三十代くらいの間に、一旦結婚→産休→退職と謂うリスクを抱えていたわけである。仕事の都合で結婚を延期させると謂うのは、本人が企業人として動く限りは有効だが、そもそも女性の場合は経済インフラを配偶者に依存すると決定すれば、最早企業人としてではなく私人としての判断が可能になる。

また、ぶっちゃけ女子アナと謂うのは半ば芸能人に準ずる人気商売でもあるから、三十代に入って結婚後に局に残留されても、独身時代ほどのアイドル的な活用の幅がない割に、給与ベースは順調に上がっていくわけだから、よほど総合職としての実力がない限り、人気先行の女子アナはコスト効果比が悪くなる。これは昨今のTV局における経費削減の流れの中ではかなり頭の痛い重大問題であり、二〇〇〇年代のフリーアナ躍進の背景には、派遣問題と同根のこのようなしょっぱいお台所事情があったわけである。

であれば、最初から三十代を一旦の区切りと想定して、二三〜三〇歳くらいを目途にして人材活用のピークを持っていき、その後は局に残留するか外部プロダクションに移籍するかと謂う二択を用意する。この外部プロダクションと局が確実な提携関係を結んでおけば、人材に対する優先的な支配権を確保したまま高額の雇用コストの負担を肩代わりしてもらえるわけで、他局へも出演可能であれば、早い話が一流ステータスの女子アナの雇用コストを各局が分担すると謂う言い方が出来る。

この人事戦略で考えた場合、めざましファミリーの各番組と謂うのは一種アイドル女子アナの量産システムとして機能するわけで、新人時代から三十代までの間に他局でも通用する安定した実力と全国区の人気を確立させ、その時点で提携プロダクションに移籍させて各局に売りに出すと謂う形で、本人はもとより局もプロダクションも他局も八方円満なウィン・ウィンのビジネスモデルが構築可能になり、そのビジネスモデル上で支配的な絶対優位を獲得出来るわけである。

めざましファミリーの各番組は、まあ別段最初からそんな戦略でスタートした番組ではなく、やはり早朝の情報バラエティ戦争を勝ち抜く為の戦略だったわけであるが、これが一五年もの歴史を重ねるうちに、前述のようなアイドル女子アナの量産システムとしての機能が確立され、CXの女子アナ運用のコアになったのであろう。

最早めざましファミリーは全盛期のようには視聴率を稼げなくなってきているが、それならそれで別の観点のビジネスのコアユニットとして活用する、おそらく現在はそのような段階に来ているのだろう。この想定だと、従来は自分を育ててくれた局に対する裏切り行為みたいに視られがちだった人気アナの独立が、最初から局の人事システムに織り込み済みの選択肢と謂うことにもなる。

考えてみれば、これはかなり画期的なイノベーションと謂えないこともない。当たり外れは最初から度外視の妄想ではあるが(笑)、当たっていたらかなりおもしろいことを考えていると謂うことになるなぁ。

…と謂うわけで、得手勝手な妄想を腹一杯語ってきたが(笑)、いずれにせよ高島彩降板を起点とするめざましファミリー内部の大幅な人事刷新が、来年か遅くとも再来年には実現すると謂うのは鉄板だろうと個人的には予想している。これまで語ってきた一連の2K問題に粗方の決着が附いた後、事態は次の十年期の戦略に向けて確実に動いていくと謂うことである。

おお、なんかそれっぽい〆だぞ(笑)。

鶏和え酢、これまで何かしらの口実を設けてゲップが出るほど語り倒そうと企んでいたCX女子アナネタを散々語ることが出来たので、オレ的には満足である(笑)。願ってもない絶好の口実を与えてくれた滝川クリステルには、降板してくれてありがとうと礼を言っておこう(笑)。

ファンじゃないけど、応援しているぞ(しまった、岩崎さんネタと同じオチだ)。

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コメント

>>それどころか、たしか松尾翠は現在このめざどの一コーナーのレポーターと、いいとものテレホンアナ以外のレギュラー番組を持っていないはずである。

ギャンブルにまったく興味がないので気附かなかったが、今何心なくTVを観てみたら変な時間帯に松尾翠が出ているではないか。そうか、めざましファミリーを粗方抜けたと思ったら、どう謂うわけか「みんなのケイバ」なんかに出ていたのか。

…待てよ?

今、たしか「ケイバ」と仰いましたかしら?

…いや、まさかなあ、ただの偶然だよなぁ(笑)。

なんかオレ、人が陰謀論にハマる動機がちょっとだけわかったぞ。それはやっぱり、真実なんかよりも、そっちのほうが断然おもしろいからだな(木亥火暴!!)。

投稿: 黒猫亭 | 2009年10月18日 (日曜日) 午後 03時28分

途中から観たので事情がわからなかったが、CX公式のブログで確認すると、どうやらほしのあきの代理だった模様。いや、この程度のことでおもしろがれるんだから、本物の陰謀論はもっと楽しいに違いない。

投稿: 黒猫亭 | 2009年10月18日 (日曜日) 午後 04時17分

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