« 頼むから早く終わってくれ | トップページ | 落語本二題 »

2010年10月24日 (日曜日)

別嬪やヘチャや言うたかて…

…皮一枚の仕業やちゅうて。

勿論このくだりは「皮に善し悪しがあるわいな」と続くのであるが(笑)、その「皮の善し悪し」について考えるとすっかり気が滅入ってしまうのが、小阪由佳激太りの一件だよなぁ。いや、「今頃その話?」とか言わないように。

世間的にはすでにもう半年以上前の話題らしいんだが、オレはつい最近耳にして「ホンマかいな」と思って検索してみたら、何だかエラいことになっていた。普通、芸能人の激太りってのは「芸能人として喰っていけないレベルで体型が変わった」と謂う意味だと思うんだが、この場合は一般人レベルで視ても十分肥えている。ポッチャリとか丸くなったとかそう謂うんではなく、肥り方がその辺の肥満女性のようで醜いんだよなぁ。

あれだけ腹廻りに大量の脂が附いたら、一念発起して痩せても皮が弛んで皺になるだけだろうから、もう人前には晒せない身体になってしまったのだなぁ。若くてスレンダーだったグラビアアイドルが、ちょっと見なくなったと思ったら一年かそこらの間にあれだけ変貌出来ると謂うのは、人間の容貌なんてのはその程度のもんだろうとわかっていても衝撃的ではある。

綺麗なお姉さんでも油断するとキタナクなると謂うことが衝撃なんではなくて、人間の容貌が損なわれるにはそんなに苦労が必要ないし、一旦損なわれた容貌は取り返しが附くとは限らないと謂う事実が、そんなことはわかっていたつもりでも、何だかキビシイなぁとか思ったりするわけである。

このヒトもいろいろ紆余曲折あったらしく、少々メンタルを病んでいるんではないかと謂う話もあるんだが、あんまりシアワセになれそうな気がしないけど、まあ最低限「親から貰った命は大切にしてください」としか言いようがないなぁ。

とりあえず、小池里奈には結婚して引退するまで精々肥らないでいて欲しいと願うオレなのであった。結婚して引退するのが三年後とかでも別に文句言わないけどな、差し当たり来年のカレンダー買っちゃったから、少なくとも来年一杯は肥るな(笑)。

|

« 頼むから早く終わってくれ | トップページ | 落語本二題 »

コメント

おはようございます。

"小阪由佳"、"小池里奈"ましてや、亭主がお好きなパン話もさっぱりで、出る幕のないうさぎ林檎です(出る必要ないともいう)。

NHKのお天気お姉さんのカレンダーというのがあるのを今日初めて知りました。
"全員が白いブラウスにひざ丈かさらに短いミニスカートで、全体的にさわやかな露出"だそうですが、mixiニュースの惹句がねぇ。
"マニア垂涎 NHK名物カレンダー"
………そうだろうけど、どうだろう。

投稿: うさぎ林檎 | 2010年10月24日 (日曜日) 午前 10時23分

>うさぎ林檎さん

お気遣い戴いて申し訳ありません(笑)。一〇日ぶりの更新がこんな絡みづらいネタでホントに申し訳のない次第ですが、他に手許で温めている記事と言えばひえたろうさんへのコメントで触れた落語本ネタですので、益々絡みづらいこと必定で(笑)。

ちょっと今月は、アタマがナンパな方向に向いてますね。

>>"マニア垂涎 NHK名物カレンダー"

何と言うか、「マニア垂涎」と謂うのは比喩じゃなくて、文字通り「マニアが涎を垂らす」と謂う意味なんでしょうなぁ(笑)。普通「マニア垂涎の名物」と謂うと稀少な記念切手とか鉄道グッズとかそんなんを想像しますが、「マニア」も「垂涎」も普通とは違う意味だと謂う、何だか詐欺みたいな惹句ですね(笑)。オレは女子アナとかお天気キャスターにあんまりお堅いイメージを求めていないんで、NHKだとちょっと野暮ったいかな、くらいの感想なんですが。

そう謂えば、イッパシの女子アナマニアみたいな顔してますが、お天気キャスターのポスターサイズのカレンダーは買ったことがないですね。根が下品に出来ているんで大判のカレンダーには「美少女の水着姿がドーン」みたいなものを欲してしまいまして、女優とか女子アナのカレンダーだと大人しすぎて物足りないのですなぁ(笑)。

女子アナ関係で買ったカレンダーと謂えば、アナバンの企画で中野美奈子がCXのアナウンサーを撮った週めくり卓上カレンダーくらいですが、卓上カレンダーにしては中途半端にでかくて置き場所に困るのと、男子アナ(若手はともかく管理職とか)の週に当たると一週間気分が悪いんで、二度と買わないことにしました(笑)。

その点、小池里奈は死角がなくていいですよ、季節感無視で八枚とも全部水着ですからコストパフォーマンスが高いですし、何より今年まだやっと一七歳ですから、オレがカレンダーに求める条件をすべて満たしています(木亥火暴!!)。

投稿: 黒猫亭 | 2010年10月24日 (日曜日) 午前 11時00分

>NHKだとちょっと野暮ったいかな、くらいの感想なんですが。

あぁーあ、全国のさえちゃんファンを敵に回しましたよ(笑)。
半井小絵(なからい さえ)さんには根強いファンがいるみたいですからね。
というかNHKがきれいどころの気象予報士さんをメインにしだした火付け役が、半井さんですよ。とか謂ってさほど深く知っているわけではないので良く知らないんですけどね(笑)。

NHKの気象予報士さんは、以前は全部日本気象協会の人だったと思いますが、今は違うみたいですね。

投稿: うさぎ林檎 | 2010年10月24日 (日曜日) 午前 11時49分

テレビ、雑誌等、世の中の最新情報に縁のない世界で生きているので、小阪由佳も小池里奈も、全く知りません。(さっき、Wikiiでその姿を検索して見、しかし、興味は湧きませんでしたが…。)

女性は(男性も…)、食べれば、太るのが必然で、赤ちゃんを産む為、栄養を摂るよう、蓄積できるように出来ていると思います。
若い時にウエストを搾っているのは、「まだ、妊娠して無い!」との、男性へのアピール信号と聞いていますが、太りやすいのを我慢し、体形を維持するには、節制が必要なのでしょう…。芸能人は、ストレスも溜まり、美食家も多いようですが、ある歳になっても、その体形を維持する努力は、並大抵で無く、大変だと思います。

最近の海外ブログニュースで、「原始時代の女性像(石などの彫刻等)は豊潤な体形が多いが、骨の解析では、決して、太って無く、やはり、原始時代は、食料を確保するのは、大変だった。」ようです。豊潤な像は、子沢山な女性への理想像だったのかも知れません。

また、西洋では、裕福な貴族に嫁いだ女性は、太って無ければ、ろくな食事を摂らせて無いと、世間から非難の目を向けられていた、と読んだことがあります。

どちらにしても、現代人の太った女性へのバッシング(痩せ形への憧憬)は、異常なように思っています。

私は、腹八分目を心掛けていますが、歳を取ると、どうしても(重力の所為か?腹筋も落ち、)腹は出て来ています。これは、致し方無く、今更、身体を鍛えようとは思っていません。(多少は、やれる範囲での努力はしようとは思っていますが…。)

なお、男でも、元プロレスラーの最近の前田日明の太った姿はみっともないと思っています…。

年相応の適度な体形が、自然で良いと思います。

投稿: mohariza | 2010年10月24日 (日曜日) 午後 05時18分

こんばんは。

あーびっくりした。ぼーっと読んでたので、突然趣味が変わっちゃったのかと思いました(笑)。
最後まで読んでから moharizaさんだと気づいて安心しました。
……それもどうかな。

moharizaさん、こんばんは。
今でもインドでは痩せているのは貧乏人なので、お金持ちはふくよかじゃなきゃ駄目って聞いたことがあります。そう謂えばボリウッドの女優さんは皆ふくよかですよね。

投稿: うさぎ林檎 | 2010年10月24日 (日曜日) 午後 07時07分

>うさぎ林檎さん

すいません、天気が悪くならないうちに、と思って、また今日も三、四時間歩き廻ってきましたので、お返事が遅れました。

>>あぁーあ、全国のさえちゃんファンを敵に回しましたよ(笑)。
>>半井小絵(なからい さえ)さんには根強いファンがいるみたいですからね。

何せこっちは女子アナ好きと謂ってもCX限定の偏った好みですからねぇ(笑)。カレンダーの記事を探しに行って半井小絵の写真を見ましたけど、やっぱりスカート丈が幾らか短くなってもNHKの好きそうな人材って感じですねぇ。

何でも一念発起して日銀職員から気象予報士に華麗な転身を果たした才媛だそうではありませんか、とてもじゃないですがお堅すぎてオレの手子には合いませんなぁ。オレの好みとしては、たとえばめざましどようびの三代目キャスターだった大澤亜季子みたいな若くて弾けたキャラが好きですから、あんまり堅そうな美人さんには食指が動かないんですよ…触手は動くかもしれませんが(笑)。

余談ですが、ぐぐるの検索候補を視ると「触手が動く」と謂う誤変換はポピュラーみたいなんですが、やっぱりそれって変態エロアニメの見すぎだろうと思います(笑)。

>>NHKの気象予報士さんは、以前は全部日本気象協会の人だったと思いますが、今は違うみたいですね。

調べてみたら、半井小絵や関嶋梢と謂ったヒトたちは、全員気象予報士の資格を持っていると謂うことですから、「お天気キャスター」ではなく「気象予報士」と謂うことになりますね。NHKでは、気象予報士と謂う資格が出来てから、日本気象協会員ではなく資格を持ったアナウンサーを起用する傾向になったようです。

NHKでは、天気予報のコーナーや番組は「気象情報」と謂う名称で概ね統一しているようですから、「お天気キャスターが原稿を読む」のではなく「気象予報士が気象情報を解説をする」んですね。

オレはどっちかと謂うと、若くてミニスカ履いた「如何にもお天気お姉さん」と謂うヒトが渡された原稿を読んでいるだけ、みたいなのが好きですね(笑)。難関の気象予報士の国家試験がどうこうとか、そう謂う才媛イメージは要らないです(笑)。

CX以外の局のお天気キャスターの事情はよく識らないのですが、たとえば「ズームイン!! サタデー」のお天気キャスターを務めているキャンキャンのモデルの安座間美優は、小池里奈と同様に実写版セーラームーンのレギュラーだった縁で興味があるんですが、めざましどようびの裏なんで今まで一度も観たことがありません。

それと、めざましテレビで「MOTTOいまドキ」のいまドキ娘として出演している佐藤ありさが、今年の四月から日本テレビの「Going!Sports&News」のお天気キャスターを務めているので、日テレ土九からの流れで土曜日だけ観ていますね。

投稿: 黒猫亭 | 2010年10月25日 (月曜日) 午前 12時29分

>moharizaさん

>>女性は(男性も…)、食べれば、太るのが必然で、赤ちゃんを産む為、栄養を摂るよう、蓄積できるように出来ていると思います。

仰る通りで、女性美ってのはホントにかなり最近まで洋の東西を問わず豊満であることをよしとしていたはずで、スレンダーが持て囃されるようになった美意識は、全世界で見ても精々一〇〇年も歴史がないんじゃないですかね。

痩せていると謂っても「出るべきところが出ていて引っ込むべきところが引っ込んでいる」と謂うのが理想なわけですから、要するに「豊満だけど肥満じゃない」と謂う線が美しいとされていたわけで、近年のように「とにかく全体に痩せていること」をよしとする美意識となると、ホントについ最近の概念じゃないですかね。

「豊満」の前くらいの時代性になると、仰る通り豊穣性や豊かさや多産をイメージさせる「肥満」くらいの体型が女性美とされていたわけで、女性と謂うのは男性よりもふくよかであることを以てよしとすると謂うのが通り相場だったはずですね。

>>若い時にウエストを搾っているのは、「まだ、妊娠して無い!」との、男性へのアピール信号と聞いていますが、太りやすいのを我慢し、体形を維持するには、節制が必要なのでしょう…。

逆に謂えば、たとえば男性の側が痩せている女性を好むとしたら、それは好みの対象が若齢化しているわけで、成熟した女性ではなく少女性を残した女性を好むように変化しているからじゃないですかね。アイドルなんてのは基本的に「少女」ですから、痩せていて小柄であるに越したことはないわけで、これは或る意味では特殊な嗜好と謂うことになりますね。

また、割合現代の一般的な男性としては「健全な(笑)」嗜好の対象と謂えるグラビアアイドルのようなグラマラスな体型について謂えば、これもやっぱり「若さ」の表象とは謂えるわけで、「出るべきところが出ていて引っ込むべきところが引っ込んでいる」体型なんてのは、思春期から二十代前半までのほんの一〇年くらい、しかも資質に恵まれてそのような体型になれたとしても、それを損なわないように維持する努力を続ける必要があります。

バストとヒップだけがふくよかでウェストが締まっている体型なんてのは、普通に考えて不自然な偏った脂肪の附き方をしているわけですから、第二次性徴の時期に乳房と臀部に脂肪が乗ってくる傾向が発現しても、それに逆らってウェストの脂肪を落とすように努力すると、グラビアアイドルみたいなメリハリの効いたグラマラスな体型になるわけですね。

で、そうなった後も精々余分な皮下脂肪を増やさず、ウェストの脂肪を絞るように努めることで何とか「維持」は出来るわけですが、たとえば激やせとか激太りのように劇的に皮下脂肪の増減があると、増えるにせよ減るにせよ乳房や臀部とウェストの間の脂肪の附き方に差がなくなってメリハリに欠ける平坦な体型になります。そこから美しく乳房だけに脂肪を附けることは最早不可能ですから、体重が増減する前のメリハリの効いた造形を回復することは出来ないですね。

つまり、グラマラスな女性らしい体型と謂うのは、一度損なったら二度と取り戻すことが出来ないのですね。たとえば若い頃にグラマラスな肉体派女優として売った女優さんが、三十代くらいで一度体重を絞ってスレンダー美女に転向すると、それ以後乳房をアピールポイントにしなくなりますね。

乳房ってのは若い時期の性徴として一度発達したら、後はその乳房の形状を大幅な皮下脂肪の増減に逆らって一定に維持するような身体の仕組みはないので、一度大きく形が変わっちゃったらオシマイと謂うところがあります。

小阪由佳がそんなことを考えていたかどうかは識りませんが、現役のグラビアアイドルだった頃は相当苦しい思いをして節制に努めていたはずですし、こんなに体型が激変するほど肥ってしまったら、この後幾らダイエットに励んで脂肪を落としても昔通りの体型には絶対に戻らないはずです。

おそらく、着衣の状態なら「何とか体型を戻したな」と感じる程度に痩せることは可能でしょうけれど、肌を見せる仕事にはもう戻れないでしょう。本文で衝撃を覚えたと書いたのは、この歳になっても「若い女性」とか「少女」みたいなイメージを愛好する人間としては、そう謂う不可逆的な容貌の変化がもたらすヴィザールなインパクトに強い衝撃を覚えた、そんなところですね。

>>私は、腹八分目を心掛けていますが、歳を取ると、どうしても(重力の所為か?腹筋も落ち、)腹は出て来ています。これは、致し方無く、今更、身体を鍛えようとは思っていません。(多少は、やれる範囲での努力はしようとは思っていますが…。)

今更講釈するには及ばないと思いますが、人間は四〇歳を過ぎると基礎代謝量がガクンと落ちますので、若い頃と同じだけ喰っていると歳をとるごとに肥りやすくなるのですね。それでも食事の量を減らすと謂う方向性には、栄養バランスの観点から限界がありますので、やっぱり運動によるカロリー消費を心懸ける必要があります。

オレの場合、ちょっと計算したところ基礎代謝量が大体一五〇〇kcalなので、一日の摂取カロリーがその程度であれば肥らないのですが、一五〇〇kcalなんてのは酒を呑む男性ならあっと謂う間で、大体普通に呑んで喰うと一五〇〇kcalなんて軽くオーバーしてしまいますから、余分の摂取カロリーは運動で消費する必要があります。

でも、運動で消費出来るカロリーって大したことないんですよねぇ(笑)。普通に一時間当たり四キロくらいのペースのウォーキングだと、一時間で一三〇kcalくらいの消費量ですから、ビールのレギュラー缶一本分くらいなんですよねぇ。一時間歩いてビール一本分なんて聞くと、コストパフォーマンスが悪すぎて運動なんかしても無駄だって気になりますよね(笑)。ですから、低負荷の運動だとやっぱり摂取カロリーの節制は必要だと謂うことになります。

しかし、これが一時間当たり六キロくらいのペースの高負荷な運動であれば、その倍の二六〇kcal程度の消費量が稼げますから、そのペースで四時間くらい歩くとすると一〇〇〇kcal超で基礎代謝量と合わせて消費カロリーは二五〇〇kcal。このくらいの消費カロリーなら、ちょっと余裕が出来ます。

オレは大体土日は天気が良ければそのくらい歩きますから、平日はその半分以下の運動量なので満腹するほど飲み食い出来ませんが、土日は或る程度呑んで喰っても大丈夫だろうと思います。

ただ、昨日は無性に寿司が喰いたくなって回転寿司を二〇皿喰ってしまったので、幾ら肥りにくい魚介類がメインとは言えシャリだけでかなり腹に溜まってしまったので反省しておりますが(笑)、その分一足伸ばして四時間くらい歩きました。

或る程度負荷の高い有酸素運動を何時間もぶっ通しで続けているので、脂肪が燃えやすくなる効果もあって肥りにくい体質になっていると思いますが、この程度の習慣的な運動量だと中高年では足廻りの故障も多いので、やはり他人様にはお勧め出来ませんね。

やっぱり人間は、中高年になったら或る程度肥ってしまうのは仕方がないとは思いますが、生活習慣病のリスクと天秤に掛けて考える必要はあるでしょう。オレがこれだけ運動するようになったのは、散々当ブログで語った通り、生活習慣病で倒れたことに対する慚愧の念が主要な動機ですし。

投稿: 黒猫亭 | 2010年10月25日 (月曜日) 午前 12時30分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 別嬪やヘチャや言うたかて…:

« 頼むから早く終わってくれ | トップページ | 落語本二題 »