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2011年1月 7日 (金曜日)

ネットの小人は衆を恃んで野合する

…と謂っても、何処ぞの莫迦学者の話を蒸し返す気はないので安心してほしい。タイトルは単なる悪意的な厭味のアテコスリーで、あの種の愚物は機会ある毎に莫迦にするのが社会人としての真っ当な責任だと考えるので、飽くまで「ついでに」莫迦にしただけのことである。

さて、正月に何の予定も入っていないような閑人である黒猫亭は、たまたまオトモダチのどらちゃんが在京中であることを識り、「やらないか」と声を掛けた。先方さんは流石に「ウホッ(ry」とは言わなかったが、手っ取り早く快諾が得られたので、とんとん拍子に南千住研究所のご両所と一席囲む段取りとなった。

ニフのパソコン通信時代は盛んにオフ会に出席していたオレであるが、当ブログを始めてから知遇を得た方々と対面する機会はこれまでついぞなかった。それは別段オレが宴会嫌いであるとか厭人癖があるからとか人見知ラーであるからではなく、マメさに欠けるオレがあまり私的なコミュニケーションの場に踏み込む機会がなかったからである。

パソコン通信の時代は会員には一定の身許保証があるわけであるから、フォーラム単位で「公式」のオフ会と謂うものが存在したが、ネット時代のオフ会は飽くまで私的な会合であるから、私的な場に踏み込まなかったらそんな機会があるわけがない。

その点どらねこさんとはニセ科学問題にコミットしている言論上の知己と謂うだけの関係ではなく、何の修飾も附かない「ネットの識り合い」と謂う関係でもあるので、あまり抵抗なく「一度お会いしましょう」と謂う話になったのであるが、元々宴会好きでカラオケ好きな人間であるから、他の方々も機会があれば孤独な独居中年の生きがい支援とでも心得て一声掛けて戴くと、とっ         ても有り難い。

上から目線のヒクツな媚びを売ったところで本題であるが、真実蟻のママをそのまま書いても「どらちゃん、みっちゃん、遊んでくれてアリガトウ、つれてってくれたお店の料理はみんなとってもオイチカッタよ! すっごくたのしかったネ!」と謂う冬休みの絵日記みたいな記述で終わってしまうので、ここはやっぱりふんだんに嘘を盛り込んで不必要に長い作り話をしよう。

一応お断りしておくが、単に面子が同じだと謂うだけで南千住研究所Zの「おかダ」シリーズとは違って単なるウケ狙いの悪趣味な悪ふざけであり、総じて極一部の方々にしか通じないネタなのでそう謂うのが嫌いな方は無理して読む必要はないし、最後まで読んでも一切有益な情報はないと謂うことは予めご承知おき願いたい。

事の発端は昨年末に遡る。

その頃どらねこさんが在京中であると謂うことは、あちらのエントリやツィッターの発言でかねてより識っていたが、別段遊山目的の東京見物で来ているわけでもなし、ご用繁多の折柄、黒猫亭が如き極め附けの閑人がこちらから「お会いしませんか」と持ち掛けるのでは、貴重な余暇を不本意に遣り繰りさせる羽目になるかもしれない、と柄にもない遠慮をして声を掛けそびれていた。

しかし、例の総括を思い立ってからホメオパシー関連の情報を得る為に余儀なくどらねこさんやうさぎ林檎さんのツィッターに四六時中貼り附いていたところ、どらねこさんが年明けにツィッター仲間とのオフ会を発起したことを識った。この機に乗じてオレも混ぜてもらえば、双方気兼ねなく直接対面を果たすことが出来る。

そう思ったオレは、誰にも真意がわからないように、あちらのブログの書き込みに言寄せて「正月は空いています」とヒソヤカな目配せを送ったのである。今から考えれば、どらねこさんはこちらへも度々コメントしているのであるから、その際に書き込んで戴いたメアドに直接連絡を入れれば好かっただけの話なのだが、単になんかそう謂うコソコソした遣り取りが楽しかっただけなんだろう、うん。

書き込みをしてから時を移さず、即座にどらねこさんからお返事が来たのだが、その内容は今考えても何だか不得要領のおかしなものであった。ご本人の許諾を得て、ここにそのお返事を全文転載する。

全略、黒猫亭さま。

オフ甲斐酸化の思う死出、たいへん蟻が炊く重いモフ。ボクも依然から黒猫亭さんとは一度直説お愛してニセ科学問題についてとことん論じ会ってみたいと説帽しておりましたモフモフ。憑き増しては、尾腐海なんてしみったれたコトを言わずにみつどんさんを交えて三人観ず要らずでお放しをしませんかモフモフモフ。

区わ恣意ことはみつどんさんと装弾して極めますので、黒猫亭さんはノープランでそのまま着ていただければ決行ですモフモフ。お生姜都は甲羅喰えんでボクと悪種!しませうねモフモフ。あ、ホントの街泡世場所は幸楽苑じゃないですから完治害しないでくださいね、黒猫亭さんの誤須弥に併せて、ボクにもできる精一杯の木賊津ネタを行ってみただけモフ。

ボクたち三人でお話をしたという帰省時日があれば…もとい、志を同じくするボクたちが活溌な問う論を買わすことができれば、それで得ん鳥居が一本書けますよね。書けるでしょ? つか、書いてください。これこの徒折り「ぷにゅっ」と肉球を憑いてお願いしモフモフモフ。こちらの形態は牡蠣の徹りモフ。

090ー×××ー××××

それではモフモフ、あらあらモフモフかしこモフモフ。

どらねこ拝モフモフ

…なんとなく最後のくだりの意味がさっぱりわからなかったのであるが、それを言うならモフモフの合間についでに書き殴ったような本文全体の文意がとりにくい。そもそもいきなり冒頭で「全略」したら挨拶だけで本文が終わってしまうではないか。そればかりかは、野郎同士で「さま」敬称で呼ばれるのは何だか尻がこそばゆい。

しかも、表で書いている書き込みにも増してワケのわからない誤変換だらけなのはどう謂う料簡なのか。「誤須弥」なんて絶対MS−IMEはおろかATOKの変換候補にすらないはずである。

もしかしたらこの御仁は、わざわざ辞書検索してまで意図的に変な漢字を使っているのではないのか。ふつふつとどらねこ文体の欺瞞性に不審を感じたことは事実であるが、それでも何だか先方さんのほうでも妙に積極的で、戒壇の内用を武路具の寝たにして干し飯と謂うことだけは理解した。

こちらも諒解した旨直ちに返信したのであるが、根が大雑把なオレは日時と場所さえ決まっていれば、後は現場対応、臨機応変だと謂う特車二科第二小隊の太田功のような考え方なので、約束の日の前日までのんべんだらりと寝正月を決め込んでいた。

もとより姉妹の猫と三人暮らしの気楽な渡世であるから、大掃除も初詣もお節料理もナシの極普通のいつも通りの日常で、世間では「お節もいいけどカレーもね」と言っているような時期に、往復一〇キロ歩いて百均回転寿司を喰いに行くと謂うゴーイングマイウェイな生活を送っていた。

男所帯に蛆が湧くの喩えもあるが、日頃それなりに身綺麗に生活しようと心懸けているオレでも暮れ正月は流石に自堕落になる。年を越してから風呂にも入らず洗濯も怠けていたものだから、「ああ、明日どらねこさんたちと会うんだな」と思い出した頃には垢だらけフケだらけで明日着て行く下着にも事欠く薄汚い有様であった。

慌てて洗濯を済ませてどらねこさんに連絡を入れ、具体的に時刻と待ち合わせ場所を取り決めて、当日朝になって入念に入浴と歯磨きを済ませ、さあ出掛けようと謂う頃合いで何とか洗濯物も乾いていた。

待ち合わせ場所は都内某所某駅の改札口である。

こう謂う場合…つまり見ず知らずの相手と初めて会う場合、オレは一目で「ああ、こいつが黒猫亭だな」とわかるようなナリをしていくことにしているのだが、この日も「如何にも黒猫亭」と謂う服装で出掛けたので、ほぼ改札を出た瞬間にご両所と対面を果たすことが出来た。

一応、お二人のほうはすでに互いに面識があるので先乗りしており、オレのほうが当該駅に到着した時点でどらねこさんのケータイに入電する取り決めになっていたのであるが、改札を出て周りを見回してもそれらしい二人組が見当たらない。取り決め通りケータイでコールして鞄から取り出す人がいないかと見回すと、向こうのほうにいた小柄な学生さんがケータイを耳に当てているのと目が合ってしまった。

相手はじっとこっちを見ている。

紛らわしいな、と思って、目を逸らしたのであるが、どらねこさんのケータイに通じた瞬間にその学生さんがこっちに向かって手を振って歩み寄ってくる。まさかと思ったのであるが、ケータイとリアルボイスのユニゾンで「恥目増してどらねこですモフモフ」と言われてしまったのであるから、その「小柄な学生さん」こそがどらねこさんご本人であることは疑いようのない事実であった。

そうすると、その隣にいるガッチリした人物がみつどんさんと謂うことになるのであるが、オレが想像していたみつどんさんは、ベタに喩えるとアリキリの石塚某のような曲面だけで構成されたアウトラインを持つ人物である。だが、「小さい学生さん」の隣にいる人物の幾何学的なアウトラインは「大きい直方体」であって、縦にも大きいが横にも大きく、全体の輪郭が直角と直線で構成されているのだから、その総合としての全体的印象が「大きい直方体」である。

念の為にチラリと横から見てみたが、横から見ても前から見てもやっぱりアウトラインは「大きい直方体」で、喩えて言えばゴールドライタンとか悪魔超人サンシャインとか精々丸いものに喩えても太陽の牙ダグラムみたいな体型である。この日はご両所共に濃色の服装だったので、みつどんさんは黙って立っているとモノリスみたいに見えた。

一方、どらねこさんのほうをよくよく見れば、たしかに前日ケータイで会話した時にも若い声だと思ったのだが、声だけではなく見掛けも若い。小柄で見掛けも声も若いのであるから、学生さんに見えても仕方がない。何となくアイコンのぬこイラストの印象から茫洋とした牧歌的な風貌を想定していたのであるが、逆に色白で目が大きくてトッポジージョのような顔をしている。

心の中で「トッポジージョって鼠キャラだろう!」とツッコミを入れたのだが、その瞬間に「鼠顔なのに猫キャラを演じさせられた某少女」を連想して、「世の中いろいろなのだから、大きな心で許しましょう」と温かい感情が込み上げてきた。

そう謂う次第で、二人ながらにこちらの想定を大きく裏切る風貌だったのであるが、性格的な面でも、事前の予想ではみつどんさんがご陽気によく喋りどらねこさんはそんなに口数が多くないのではないかと思っていたところ、実際にはまったく逆であった。どちらかと謂うとみつどんさんは話を聞く側に廻ることが多く、どらねこさんは話したいことが次から次に口を突いて出るような印象でよく喋った。

そうは言ってもやはり対面早々からそうだったわけではなく、最初はちょっと互いに緊張があったことは事実である。経験のある方はおわかり戴けると思うが、ネットで親しく話している間柄の相手と実際に会った瞬間は、やっぱりちょっと照れくさい。

そこで、最初の店に着くまでにつまらないことをベラベラ喋りまくったのだが、最初は互いの警戒心を解く為に得意の自虐ネタをカマすのが好いだろうと思ったのが、この日第一の躓きであった。

「お正月は如何お過ごしでしたろう」と謂うような前フリから入って「いやまあ、ぼちぼち」みたいな流れから「こちらはとんと寝正月であった」みたいな想定通りの流れに持っていって、オレが「いやもう、独身男のことであるから自堕落なもので、つい先程風呂に入ったばかりで、髪も乾かぬうちに駆け附けたのである」と地の文とクベツが附かない口調で口にした瞬間、どらねこさんの顔色がサッと変わった。

普通に話をしていてちょっと横を見ると、並んで歩いていたはずのどらねこさんの姿が見えないので、振り返ってみるとどらねこさんが青い顔をして立ち竦んでいる。

「どうかされたのだろうか?」とオレが尋ねると、「いえ、何でも有馬温泉モフ」と答える声が心なしか震えている。気のせいか、と思い直して「お恥ずかしい話なのであるが、実は暮れ正月は洗濯をサボっていたので着て行くものがなく、昨日慌てて洗濯を済ませたような次第なのである(げらげらげらげら)」と、ここが笑い所であるから満面の笑みを向けると、どらねこさんはロコツに表情を歪めて何も答えようとしない。

何かを必死で堪えるように肩が小刻みに震えているように見えた。慌てて少し後ろをついてきていたみつどんさんのほうを見ると、これもやはり何だか憮然とした面持ちでこちらと目を合わせようともしない。数瞬の間気まずい沈黙が流れた。

何故だ。

何故こんな空気になるのか。

オレが何か無神経なことでも言ったのか。

ワケがわからない。

実時間にして精々数秒のことだったと思うが、永劫とも思えるような重苦しい時間が過ぎた後に、どらねこさんが何の脈絡もなく「…鶏和え酢ですね」と言って明後日のほうに話題を変えた。

何だったのだろう、今の間は。オレの気のせいなのか。

二人とも今は何事もなかったかのように普通の表情に戻っている。やはり、中年男の入浴だのパンツの洗濯だのを想像するのは、相当キモかったと謂うことなのか。

そうこうするうちに最初の店に到着して、閉所恐怖症のオレは有無を言わさず入り口に近いほうの下座に席を占めた。これはもう、長年の習慣なので仕方がない。奥のほうの席に座って隣にみつどんさんが来ようものなら、多分パニックを起こしてテーブルの上を走って逃げるだろう。

落ち着いて話をすると、前述の通りどらねこさんはよく喋った。オレも気まずい沈黙が大嫌いなお喋りであるから、自然と話が喰い気味になることが多く、お互いの話の呼吸がわかってくると、お喋り同士の間で大分に会話が盛り上がって、時々みつどんさんが巧みにフォローの言葉を挟むと謂う具合であった。

そうして打ち解けてみると、まず聞いてみたいのはブログ運営の秘訣である。

相手はオレのところとは比較にならないくらいアクセスの多い人気ブログの主たちなのであるから、本音を言えば妬ましくて仕方がない。こうして直接会話する機会が持てたのであるから、是非ともアクセスやブクマを増やすコツを伺おうと思っていたので、単刀直入に聞いてみた。

「しかし、どらねこさんは凄い。どうしたら四六時中ツィッターをしながらブログのエントリを書けるのか、不器用者のオレなどには想像すら出来ない」

「…仕事も仕手モフ」

「そうそう、そこがまた凄い。ツィッターとブログのついでに仕事も済ませてしまうとは、まことに恐れ入ったマルチタスク能力である」

「…そこは『ついで』邪ないモフ」

「とまれ、オレなどはブログ一本しかチャネルがないのだが、相応のリソースを割いてエントリを書いても一日のアクセスが○○○前後と謂う体たらくなのである」

「ボクのところもその暗いモフ…庚申竹刀日は」

ちょっとカチンと来たが、気を取り直して言葉を継いだ。

「なるほど、では更新するとどのくらいなのだろうか」

「ざっと○○○喰らいモフ」

…ウチの一〇倍ほどの数字をサラリと言われたので、自分から話題を振っておきながら軽く凹んだ黒猫亭であったが、そこへそれまで黙然と二人の会話に耳を傾けていたみつどんさんが、黒猫亭の面白からぬ様子を察してかおもむろにフォローの言葉を挟んだ。

「いや、黒猫亭さんのところよりボクのところがヒドイですよ。ここ二カ月くらいはアクセスが二桁台に落ち込んじゃいましたから」

期せずしてどらねこさんと目が合った。二人とも心の中で「それはあんたが二カ月もブログの更新をサボっていたからだろうが」とモンゴリアンチョップのような怒濤のツッコミを入れていた。

「それでも黒猫亭さんから厭味な…もとい励ましの言及をいただいたので発奮して、年末滑り込みで更新しましたから、久しぶりに○○○くらいのアクセスが…」

…やっぱりウチの一〇倍くらいじゃないか。妬ましい。妬ましすぎるぞ、丼男。他人に肥満を感染させただけでそんなにアクセスを稼ぐなど人として疚しくないのか。

流石にみつどんさんは、仕事柄その場の会話の間を取ってスマートにフォローする術を心得ているが、率直に言って気の遣いどころがズレている。しかし、そこで妬ましさに身悶えしていても見苦しいばかりなので、オレも大人の対応を心懸ける。

「いや、みつどんさんも凄いのである。あのようなほんの思い附きで書き殴ったエントリに、あっと謂う間にブクマが二〇〇も附くなどとは、とてもとても…」

言うか言わぬかのうちに、またしても二人の表情がビクリと強張る。迅い風が太陽の前にするりと黒雲を押し出したかのように、瞬時に暗い翳りがその場に落ちる。どうしたのだろう。またしてもオレは何かをやらかしてしまったらしい。こう謂う場合に慌てると火に油を注ぐ結果になるのであるが、その厭な停滞を振り払いたい一心で、オレはさらなる過ちを犯してしまったらしい。

「オレなどは、少しでもアクセスを稼ごうとセコい浅知恵を振り絞り、『総括』と称して過去記事にリンクを張りまくっているのであるが、一向アクセスが…」

…だから、どうしたんだよこら。なんだその顔は。何が気に入らなくて二人とも目を逸らすんだよ。「ボク可哀相なんです」みたいな顔して震えるなよどらねこ。黙っていないで何とか得意のフォローをしろよ丼男。

困ったな。ツボがわからない。出会い頭から続くこの厭な流れに一貫する「隠された共通項」は何なのか、それがサッパリ掴めない。状況を支配する裏面のロジックを洞察出来ない以上、オレには事態を打開する術がない。千日手の手詰まりである。

この緊張を解いたのは、やはりフォロー巧者の悪魔騎士サンシャインであった。

「…どらねこさん」

「…はひ」

「ここは『鶏和え酢』じゃないでしょうか」

「あ…はいはい、鶏和え酢モフね…」

額にびっしょり脂汗を浮かべながら必死に話題を変える小柄な学生さんであったが、誤変換を弄する余裕すらなかったことは傍目にも明らかであった。そして、みつどんさんのフォローは相変わらず廻り諄すぎて、フォローになっているのかそうでないのかさえ
ド素人のオレにはサッパリわからない。最早風姿花伝とか侘び寂びとか玄妙幽玄の水墨画とかZENとかTAOとかアセンションの領域である。

とまれ、みつどんさんのニューエイジでオルタナティヴなフォローのお陰で空気が変わり、最前通り会話が弾んだことは事実であって、一頻り互いの実像を忌憚なくさらけ出して砕けた雑談を楽しんだ。

お二人のほうのエントリでも紹介されているように、最初の店は世界のビールが楽しめるスタイルの洒落た店であったが、悪いほうに丼勘定でメニューには莫迦の一つ覚えのように「〇」が三つ並んでいて、謂わば百均回転寿司の対極に位置する経営スタイルと言えるだろう。

加えて、オレのように、最初はいろいろ試してみるものの、これと決めたら他の銘柄を試してみようともしないコンサバな人間は情報収集の意欲や好奇心が希薄…つまりは物臭なのであって、お二人の旺盛な好奇心とビールに対する該博な知識、尖鋭な五感の官能に基づくハイブラウでマニヤックな会話には到底附いていけない。

殊に近年はすっかり貧乏暮らしが板に附いてビールの味がする水みたいな代物のクリアアサヒ一本槍であったから、ビール好きの端くれなどとは烏滸がましくて言えた義理ではない。「『こんな感じ』の銘柄と謂うのはどれだろうか」と謂う具合ですっかりお二人に下駄を預けて、出されたものを黙って呑んだ。

…ホントに「こんな感じ」で美味いじゃないか。これは、こちらの注文通りの性格の官能を持つ銘柄が何であるかを掌を指すように知悉していると謂うことであるから、何だかクイズを出して簡単に言い当てられたようでとても悔しい。

程々にテイスティングを楽しんだところで、流石にお二人もこんなところで酔うまで呑んだらエライことになると謂うことで、もう少し懐に優しい種類の店に河岸を変える運びとなった。行き当たりばったりに選んだ店は串焼き中心の居酒屋体の店であったが、適当に選んだ割には料理がざっかけなく美味く、呑むと決めたらあまり固形物を摂らないオレでも思わず次々に箸を伸ばしてしまった。

流石に喰い物についてはちょっと煩瑣い美味しんぼ直撃世代のブロガーであるから、美味い店を嗅ぎ分ける嗅覚やセブンセンシズが尋常ではないと舌を巻いたが、喰い物が美味い場所で話をすると自然に話題が喰い物に偏る。つか、ぶっちゃけ美味しんぼの話題に特化していた。

「ラーメン屋には何故高確率で美味しんぼが揃っているのか」「それは美味しんぼに触発されて脱サラ開業する店主が多かったからではないか」「ちょっと待ってくれ、美味しんぼではラーメンを異端視しているはずだ」「そこで無化調ラーメンブームですよ」「なるほどこれは一本取られましたな」「何だこのつくりは。女将を呼べぃ」「一週間待ってくれ俺が本物の」「みんなこれを見てくれ」「あんなやつを父親だと思ったことはない」「そんな心の狭い人はいやだわ」「まったりとしてはんなりと」「舌の上でほろほろほどけるまろやかな口当たりが」「や〜ま〜お〜か〜〜〜!」「美味すぎて逮捕する〜〜〜!」「こいつは珍な味でげす」「さすが天才岡星…」「もうこれ以上泣かせること、せんといてほしいわぁ」「良三さん、次は負けないよ」

…と謂うような会話があったかなかったかはオレの口から言うべきことではない(言うべきことだろう)。ただ一つ言えることは、みんな美味しんぼが好きだ…いや好きだったと謂うことである。美味しんぼが食の領域に与えた功罪両面の影響を思えば、単純に現在の美味しんぼの凋落ぶりと極端な自然崇拝を非難して足れりとするには、相半ばする愛憎が複雑すぎるのである。

最終的に一致した結論は、「美味しんぼ早く終われ」であった。終わってしまえば過去の時制における歴史性に依拠して是非を判断するしかないが、現在進行形で続いている限り過去の過ちと訣別することは出来ず、過ちの拡大再生産が続くことになり、その是非は常に現在の時制において秤量されることになる。ならば、綺麗サッパリ終わってしまえばそれで好いのである。

「最終巻の装幀はこう金色の特色インキを使って華やかなイベント性をだな…」「黒猫亭さん、それ別の作品と混ざってます」「それに金色菜の葉いつも通りモフ」「こいつは一本取られたのである」…と謂うような会話はなかったような気がする。

良心的な価格設定の美味い料理を思う存分堪能し好き放題に生ビールを痛飲した後に店を出た一行は、「気勢を挙げた後はソフトドリンクでしんみりトーク」の法則通り最寄りのファミレスに場所を移した。話題は勿論、ニセ科学問題やホメオパシー、それを巡るネット言論などについての真面目なものであった。

話題がシリアスになると自然に話が長くなるので、どらねこさんがワーッと喋りそれに答えてオレがワーッと喋り、時折みつどんさんが「誰が上手いことを言えと」な的確な補足や核心を突いた意見を加えると謂う具合に、ここでも会話が盛り上がった。

全体的に、お二人とは価値観や目的性の認識において一致するところが多く、見解を異にする場面でも、これまで思いも寄らなかった観点からの気附きをもたらすような発言や情報が多々あって、総じて穣り多い会話であった。

ニセ科学問題が話題となると、やはりオレが論壇にコミットして以来いろいろお世話になっているpoohさんに対する言及が多くなり、「poohさんはこうである」「poohさんはこう仰っている」と謂う具合に名前を挙げる機会が自然と多くなった。

一頻り会話が落ち着いた頃、どらねこさんが如何にも自然にさりげなくこう言った。

「黒猫亭さん、poohさんとは世歩度お浸しいのですねモフ」

…内心では「『お浸しい』じゃ誤変換ですらないだろう、つか、さっきツッコミ損ねたけど『何でも有馬温泉』って駄洒落じゃねーか」とツッコミを入れつつ、

「いや、たしかに親しみはあるけれど、一度もお会いしたことはないし、或る程度の距離感を持って是々非々の姿勢で言論を交わすような間柄だと思うのである」

ちょっと格好を附けて言ってみたのであるが、どらねこさんの目が一瞬キラリと光ったのが気になった。隣のみつどんさんも、チラリとどらねこさんのほうを向いた意味ありげな目附きが気になる。何ぞ事あらばフォローする気マソマソである。

「でも、逸れってオトモダチって糊塗ですよねモフ?」

「いや、何と謂うか…厳密に言えば…」

「厳密にはともかく、大きく括るとオトモダチなんですよね?」

何故か口調がどらねこ文体でなくなっている。何だか変にマジである。縋るような怯えるような潤んだ瞳で真っ直ぐオレを見詰めてくる。すでに「オトモダチ」と謂う術語の定義が曖昧なのであるから、それに輪を掛けて「大きく括られて」しまったら、否定し得る根拠がなくなってしまった。

「…まあ、大きく括るとそんなところであろうか」

どらねこさんの肩から目に見えて緊張が抜けた。

「じゃあ、今日こうして直接お会いしたんだからボクともオトモダチですよね?」

畳み掛けてくる。どらねこさんのほうがそう言うんだから、こちらも別段オトモダチでも全然構わないようなものなのだが、その口調に何だか言質を取られるような唯ならぬ切迫感があって一瞬返答に詰まってしまった。

「どうなんですか、オトモダチですよね? 違うんですか?」

…だから、なんで口調が変わっているんだどらねこ。それに否定形疑問文はよせ。

「その通り。黒猫亭とどらねこさんはオトモダチである」

無理矢理復唱させられたような形で、相手の言葉を肯定した。

「だったら、この命題の帰結としては、黒猫亭さんとpoohさんはオトモダチで、ボクと黒猫亭さんもオトモダチで、そして、オトモダチのオトモダチはやっぱりオトモダチなんですよね?」

困った。仮定から出発したロジックの段数が多すぎる。最初の最初から定義が曖昧な話なのであるから、肯定しても否定しても実質的に「相手の言葉を肯定=否定した」と謂う以上の「意味がない」。オレは何故こんな立場に立たされているのか。ここは肯定も否定もせずにメタ的な留保を設けるのが常套的な議論の手続である。

「結論に飛躍があるように思う。厳密に言うと…」

「厳密にはともかく、大きく括るとオトモダチなんですよね?」

また大きく括られてしまった。もうこうなると言い逃れのしようがない。そもそも何故この言葉に対して「言い逃れ」をせねばならないのか、このツツイ的不条理感の源が奈辺にあるのか、オレにはサッパリ飲み込めない。この高度情報化社会において、状況を支配するルールを識らないほうが交渉に負けるのは理の当然である。

大きく括るとその通りである」

渋々認めると、どらねこさんは大層満足げな微笑みを浮かべている。どう謂うわけなのか、大きな敗北感を覚えた。何だこれ。なんで「黒猫亭とpoohさんとどらねこさんはみんなオトモダチだ」と謂う空疎な命題を肯定するだけのことで、こんな理不尽な敗北感とか「してやられた感」とか「便利に使われた感」を覚えるのだろうか。

この感覚は、喩えて謂えば、何だか為になりそうな自己啓発の講習会と謂う名目で集められて、気が附いたら体育館みたいなだだっ広いところで一組二〇〇万もする羽毛布団を何組も買わせられた人間の感覚に近いだろう。

しかし、どらねこさんのほうは今の不審な遣り取りなどなかったかのように話題を換えて、ツィッターのトピックスなどを語っている。ツィッターに関しては、オレも現在は覗くだけに留めているのだが、多少興味がないでもなかった。そのことを告げると、お二人揃っていやに手を換え品を換え参加を勧めてきたのだが、どうも今ひとつ踏ん切りが附かない。そこで、また一つ余計なことを口にしてしまった。

「たしかに興味はあるのであるが、オレのような生来の社交下手が、たとえばみつどんさんみたいに百何十人もフォローするなどと謂うことは出来ないし、逆にあまり好ましくない人からフォローされたらどうしたものかと困ってしまうのではないか」

…思えば、これが当日最後にして最大の不適切発言であったらしい。その場の空気が一瞬にして凍り附いたことを、三人共痛い程に意識していた。どらねこさんは最早硬直して何も言わなかった…否、言えなかった。みつどんさんは、この気まずい空気を如何にして取り繕うべきか、その大きな胸の裡で忙しなく計算していたようだが、最終的には匙を投げたらしく、ポツリと苦々しい一言を漏らした。

「…黒猫亭さん。ひょっとしてそれはわざと言っているのですか?」

フォロー巧者のみつどんさんをして絶望せしめるほどの絶大な破壊力が、オレの発言の奈辺にあったのか、これは今考えてもまったくわからない。

楽しかった会合も、オレの発した不適切発言のせいで気まずい幕切れとなってしまったことをここに告白せねばなるまい。取り繕いようのないぎこちない雰囲気の中で無為に時間を過ごすうちに、そろそろ終電の刻限も迫ってきたので今回の会合も解散の運びとなった。もにょり…もとい最寄り駅までの道すがら、こもごもに語らいながら堅く再会を約したところでわれわれ三人は別れ、夫々の帰途に就いた。

帰宅後に改めて思い返すと、総じて楽しく穣り多い会合であったがやはりどらねこさんの不審な挙動の数々が気になった。一体彼は何に対してあんなに怯えていたのか。唯一つ言えることは、彼が置かれた事情について何ら識ることのないオレの不用意な発言の幾つかが、さらにどらねこさんを追い込んでしまったと謂うことである。

公平に考えればこれは不条理である。しかし、不条理であってもたしかにオレは何だかどらねこさんに悪いことをしてしまったような疚しさを感じたことは事実である。その疚しさがあったものだから、帰宅後すぐにどらねこさんとみつどんさんに宛てて形ばかりのお礼のメールを差し上げ、「こちらの配慮に行き届かないところがあったようなので、不快に感じられたならご容赦ください」と一筆書き添えておいた。

みつどんさんからはすぐに心温まるお返事を戴き「そのような気遣いは杞憂であるからご心痛なきように」と謂う流石のフォローが書き添えられていたのであるが、どらねこさんのほうは立ち直るのに時日を要したらしく、つい先日になって極短い内容のお返事が届いた。その内容は以下の通りで、例によってご本人の許諾を得てここに転載する。

ハーイ!クロネッキー!

こないだはとっても楽しかったヨ! また東京に来たら遊んでネ! 今ボクはとってもハッピーだから何も気にしなくてもいいんだヨ!

それから、この前お願いした通りオフレポヨロシクです! ボクとクロネッキーがすんごい仲良しだってことをみんなに報告してくれるとウレチイな! 早くツィッターも始めてくれるとアリガタイよ! そしたらボクはちょーソッコーでフォローするから、クロネッキーもサイコロクラスターの仲間に入ってよネ! きっとだヨ!

んじゃ、また!

どらちゃんより

誰だこいつ? それ以前に「クロネッキー」って誰だよこら。ホントに正月に会ったどらねこさんと同一人物なのか。暮れに戴いたメールとは文体が全然変わっているではないか。つか、人格すら変わっている。しかし、送信メアドが同一なのであるから、常識的に考えて同一人物からの返信であると解するより外はないだろう。

如何に不審な挙動が多々あったとは言え、オレが会ったどらねこさんは見掛けは若いがもっと良識的で賢そうな人物で、こんなカタカナとビックリマークだらけのアタマ悪そうなメールを打つような人体の御仁ではなかったはずである。もしかして、何か謎の生物に寄生されて人格を乗っ取られたのであろうか。

一体彼の身に何があったのか。それは今以て謎の帳に包まれたままである。

こうして、不可解なオフ会は最後の最後まで不可解なまま終焉を迎えた。今このようにオレが長々と詳細に益体もないオフ会の模様を書き綴っているのは、ひとえにどらねこさんとの約束を果たす為である。気の毒などらねこさんの為に今のオレがしてあげられることは、それくらいしかないだろう。

どらねこさんの心安かれかしと衷心より祈りつつ、この長い報告を終える。

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コメント

念の為にお断りしておくが(そこ、反応しないように)、これは一から十まで全部作り話であるから誤解のなきように。中には多少事実に取材した部分もあるが、文脈から切り離して継ぎ接ぎした作話など、すでに総体としては「まったくの嘘」である。

この嘘レポートを読んで何がわかるのかと謂うと、「黒猫亭と謂う輩は悪趣味な悪ふざけが三度の飯よりも大好きだ」と謂うわかりきった事実だけである。ネタにさせて戴いたお二人はもとより、何の関係もないのに引き合いに出されたpoohさんには、これこの通り「ぷにゅっ」と両の肉球を突いてお詫びいたします。

鶏和え酢、通読しても怒らないで戴けると取っ手も蟻が鯛。

そう謂う次第で、こんな作り話を書いたお陰でちょっとどらねこキャラが感染した黒猫亭であるが、それで一番困ったのはATOKの変換候補の優先順位がわやくちゃになってしまったことである。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 02時56分

>>タイトルは単なる悪意的な厭味のアテコスリーで、あの種の愚物は機会ある毎に莫迦にするのが社会人としての真っ当な責任だと考えるので、飽くまで「ついでに」莫迦にしただけのことである。

生半可な揶揄を一蹴するような莫迦の暴言パワーに完敗。これは流石に教育者としていろいろ問題含みでしょう。瀬尾準教授の喜劇再来か?と想像したら、またapj さんが頭を抱えるのでは、と思った。このくらい強烈な莫迦だと「ホンマでっかTV」入りする日も近いかもしれない。莫迦しか出られない番組だからなぁ。

それよりも、後先考えずに書き始めた作り話なのに、結果的にはタイトル通りの内容になっていたことに自分で驚いた。莫迦と謂うのは神秘的な「何か」を持っているものなのかもしれない(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 06時01分

おともだちと云うかなんと云うか、かつてちょっとDVDと四合瓶が行き交っただけの間柄ですけどね。
その節はお世話になりました、と云うかいつもお世話をかけております。

ってえかどらねこさん途中下車して立ち寄ってくれてもいいのに(緊張感にあふれながらも楽しそうな雰囲気に細かく嫉妬)。

投稿: pooh | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 09時42分

>poohさん

>>おともだちと云うかなんと云うか、かつてちょっとDVDと四合瓶が行き交っただけの間柄ですけどね。

すいません、「オトモダチ」と謂うタームの定義が曖昧だったので、「大きく括る」場合には否定しにくかったのです(笑)。これが「小さく括る」のであれば、事実関係に抵触しない範囲で幾らでも否定出来たのですが。

…つか、どらねこさんのあまりの切羽詰まった様子に思わず押し切られてしまったと謂うのが真相だと思います(笑)。

>>ってえかどらねこさん途中下車して立ち寄ってくれてもいいのに(緊張感にあふれながらも楽しそうな雰囲気に細かく嫉妬)。

そんなpoohさんに耳寄りな情報ですが、折角世界のビールが堪能出来る店に立ち寄りながら、当日が三が日明け直後だったので、彼らが注文した舶来ビールの半分以上は品切れでしたよ(笑)。

普通に考えてビールみたいな嵩張るものの輸入は船便でしょうから、短期間で在庫がハケてしまうと簡単に追加出来なかったみたいで、年末から三が日に掛けての書き入れ時に粗方呑まれてしまっていたらしいです。

ともあれ、どらねこ論理では「オトモダチのオトモダチはオトモダチ」ですから、われわれはすでに「オトモダチ」です。次の機会があれば、poohさんも交えて莫迦騒ぎを致しましょう。念の為にお断りしておきますが、その際にはpoohさんもネタにさせて戴きますけどね(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 10時14分

http://d.hatena.ne.jp/doramao/20090104/1294405533

投稿: どらねこ | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 10時14分

どうも、気が利くモノリスでございますよ。
立方体としてフォローの必要を感じたので巧みに話題をそらすしますと、オススメしたビールはピルスナー・ウルケルとヒューガルデンホワイトでして、どちらも比較的手に入りやすい銘柄でございます。一本300~400円位。前者は某もやしもんで「全世界が驚きと共にひれ伏したピルスナーの女王」と持ち上げられて以降一気に人気に火が付いた銘柄です。ザックリした喉越しと豊潤な香りが特徴で、注ぎ終わった瓶にバターのような香りが残ります。
ヒューガルデンの方は、各種ハーブを投入したベルギーの白ビール(日本だと発泡酒扱い)で、お花畑のような香りが楽しいです。この手の瓶内二次発酵ビールは注ぎ方に特徴があります。http://www.youtube.com/watch?v=saopPb9zzsk
こうやって瓶の底に沈んだ酵母を注ぎきるんですね。
ふう。お店で披露できなかったウンチクを語れてだいぶ満足致しましたので、また一緒に飲みに行きましょう。

投稿: みつどん | 2011年1月 7日 (金曜日) 午後 10時51分

>どらねこさん

クイズで謂えば解答編ですね(笑)。まさに「勝手な放言は楽だけど間違いを指摘する作業はコストが掛かる」と謂う見本ですねぇ(笑)。では、お返事は向こうで。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月 8日 (土曜日) 午前 06時31分

>みつどんさん

>>どうも、気が利くモノリスでございますよ。

先日はお世話になりました←堅いぞ今更(笑)

当日みつどんさんの口数が少なかったのは、単に「残りの二人がお喋りだったから」でなければ好いがと危惧しております(笑)。実際、どらねこさんがトイレに立った折などは間を保たすように淀みなく話を繋いでおられましたので、話す時には話す方だろうと謂う印象を持ちました。

>>立方体としてフォローの必要を感じたので巧みに話題をそらすしますと、オススメしたビールはピルスナー・ウルケルとヒューガルデンホワイトでして、どちらも比較的手に入りやすい銘柄でございます。

改めてご説明を伺うと、そう謂う知識があれば意識して特徴を確認すると謂う味わい方になるのだろうな、と思いますが、何せ注文が「すっきりしたやつ」とか「何か甘い感じのやつ」とかざっくりしすぎていましたからねぇ(笑)。

言われてみると、たしかに二本目のビールはウェイターが何だかまだるっこしい注ぎ方をしていたような記憶が(笑)。ご紹介の動画ほど念入りに瓶を揉んでいたような記憶はないですが、そうだとするとあの手の店のウェイターもちゃんとビールについての知識がないと、折角の商品を台無しにしてしまう可能性もあるんですね。

そうすると、お二人が注文される度に在庫を確認しに行っていたのは、やっぱり三が日の内に在庫の粗方を消費されてしまっていたからでしょうかね(笑)。まあ、あれだけ種類を揃えていたら「品切れのほうが少ない」状況でもないと覚えきれないでしょうからねぇ。

実はオレはそんなに酒に細かい拘りなく過ごしてきたほうなので、酒に造詣の深い方と飲みに行くと何かと安心ですね。ご近所の誼ですから(と謂っても電車の便が悪すぎますが)、機会がありましたらお声を掛けてください。また呑みに行きましょう。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月 8日 (土曜日) 午前 06時32分

私のブログなんて、半年以上放置していても、100件/日くらいのアクセスがあります。
その多くがある企業のサービスの検索結果なのですが、それ以外にも妙な商品とか、マトモな商品の弱点とか、参考にしてくださる人がいらっしゃるようです。
その代わり、「固定客」は、私の所属する会社が目をつけているくらいで、本人ですら、日常的には見ていません。

投稿: mimon | 2011年1月10日 (月曜日) 午前 01時42分

>mimon さん

>>私のブログなんて、半年以上放置していても、100件/日くらいのアクセスがあります。
>>その多くがある企業のサービスの検索結果なのですが、それ以外にも妙な商品とか、マトモな商品の弱点とか、参考にしてくださる人がいらっしゃるようです。

敵認定されているんですね(笑)。やはり単体として価値のある情報を掲載しているところは根強くニーズがあるのでしょう。ウチだと何故か「逆流性食道炎」と「たりえる」のエントリには定期的に検索からアクセスがありますねぇ、後者はともかく前者はろくな情報を挙げてないんですが(笑)。

mimon さんの場合は、「そこを覗けばこれこれの目的で有益な情報があるはずだ」と謂う定点としての信頼性があるのだと思いますが、ウチのように「特定の対象に纏わる言説についての言説」がメインの性格のブログだとその辺が弱いですね。

投稿: 黒猫亭 | 2011年1月10日 (月曜日) 午後 07時56分

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個人的にちょっと逆上しただけなので、こっちやこっちで書かれていることとはいっさい関係ない。 後悔はたっぷり3日くらいかけてゆっくりやる。 [続きを読む]

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