あの日、大きな地震があった
今回の震災で、埼玉の田舎のほうにも計画停電をはじめとしていろいろな影響が出てきて、ブログを書く気にはならなかった。長時間集中してテキストを書く気になれないと謂うより、短い時間にあまりにも時々刻々状況が推移するので、twitter のような即時性の高いツールから離れられないと謂うのが正確なところである。
実際、最初の地震が起こってから、録画しておいた馬鹿馬鹿しいTV番組でも観て落ち着きを取り戻そうと何度か試みてみたのだが、三〇分もしないうちに福島原発や東電、政府の対応に動きが出て、視聴を中断してはTV中継に見入ると謂う状況が続いた。
こう謂う状況の中でも、さらには被災地で心細い生活を余儀なくされながらも、冷静に状況を見詰め良記事を書いて多くの人々に有益な情報を発信している方がおられるのは感嘆するばかりであるが、まあハッキリ言ってウチのブログはココログにしてはそこそこアクセスがあると謂う程度の過疎ブログであるから、twitter で妥当な情報を仕込むのが得策だろうと考えていた。
今は少し状況も落ち着いて、ブログ記事を書く間くらい世間の動きから目を離しても不安はないだろうから、忘れてしまわないうちに震災当日のことを思い返して書き留めておきたいと思い立った。
言うならば個人的な備忘の類であるから、不特定多数に向けて有益な情報を発信しようと謂うつもりもない。この現状において多くの人々に必要なのは、まず正確な知識と情報であって、推測に基づく「意見」ではないからである。再々申し上げているように、オレは特定分野の専門知識を持っている人間ではないから、こう謂う場面ではあまり人様のお役に立つことは書けそうもないので、このエントリは一つの個人的手記としてお読み捨て戴ければ幸いである。
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