2010年5月 9日 (日曜日)

加農法

…と謂うわけで廻り諄い同音異義語ネタから始まるのだが(笑)、日本語で謂う「カノン砲」の「カノン」が英語ではなく蘭語起源だったと謂うのは今回調べてみて初めて識った。英語だとnが一個多いだけで全く同音なんだがな。

言うまでもなく本題は「大魔神カノン」なのだが、実は某情報源を通じて具体的な設定は大分前から識っていた。ただ、そのときに聞いた印象だともっと不思議コメディ色の強い明朗調なんだろうと予想していて、そもそも高寺Pは日笠Pの下で不思議コメディを担当していたんだから、東映離籍後の第一作は原点回帰ってことで(笑)。

蓋を開けてみると、これが「ここまでかよ」と感心するくらい「響鬼アゲイン」なテイストだったのにはかなり意表を突かれたと謂うか、考えてみれば中途降板と謂う心残りな経緯を踏まえているのだから当たり前と謂えば当たり前な流れではあるが、響鬼でやりたかったことを今度こそ完遂したい、乃至は、響鬼でやれなかったことを今度はやってみたい、そう謂う意欲が伝わってきた。

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2009年11月 1日 (日曜日)

whaleとクジラなんかどうでもいい

あんたが今考えるべきことは、fishと魚は違うと謂うことだろう。

あんたの考察に則るなら、fishing に「釣り」と謂う語義が潜在することのほうが問題なんではないですかね。もっとハッキリ言うと、日本語であるにも関わらず、あんたの認識では「視聴者」と謂う言葉に「釣る」と謂う語義が潜在していることのほうが問題だと謂うことになりませんかね。

それを考えていたら、BPOに勧告を受けると謂う、TV人として最も恥ずべき不名誉な事態には陥らなかったはずなんだけどね。

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2009年9月22日 (火曜日)

一口で言えば

塚っちは、東映チャンネルよりもファミ劇やホームドラマチャンネルが好きってことでいいんじゃないだろうか。

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2009年9月 2日 (水曜日)

響鬼十之巻で落胆した件

最近柄にもなく眉間に皺が寄るような記事ばかり書いているので、ここらで美容の為にニヤけた話題を一つ。

オレは長らく「仮面ライダー響鬼」の十之巻について、「檜山ちゃん」と謂う謎の人物とケータイで脳天気な莫迦話をしているヒビキを尻目に、かすみさんが一生懸命野営装備を撤収している場面で、しゃがんだ拍子にローライズのジーンズの履き込みが下がってパンツがはみ出て、ラッキー、と記憶していた。

俗に謂う、上パンである。

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2009年8月30日 (日曜日)

DCD #31

恐るべき既視感。以上。

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2009年5月27日 (水曜日)

くそう

向こうも一行ツッコミで来やがったぜ。

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2009年5月23日 (土曜日)

一言ツッコミ

カテゴリーから引用元を推測されたし。

『細雪』好きとしてはショックというか、そんな肝心なことを知らないままだったことにショック。

あなたの識らない「肝心なこと」は物凄くたくさんあるから、今更そんな些末なことは気にしなさんな。

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2009年4月12日 (日曜日)

衝撃ニュースの裏面

quonさんがこう謂う記事を書いておられるので、こっちでも触れておくが、実はこの話はオレも早い段階で人伝に耳にしていた。コメント欄ではちょっとしたバトルに発展しているようだが、オレの聴いている範囲では、これはquonさんの仰っていることも相手の方が仰っていることも間違っているとは謂えない。謂わば事実の解釈の次元で喰い違いがあると謂うことである。

たしかにDCDの文芸面においては、白倉PDは主導的にアイディアを出す側に廻っていたわけではないので、各話の具体的な文芸的・批評的なアイディアは主に會川昇の創案になるものと視て好いだろうが、白倉PDのほうでそれを「ほう、面白いね」と謂うふうに寛容に理解して受け容れていたわけではないらしい。

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2009年3月25日 (水曜日)

"Journey through the Decade" PV

最初に聞いたときから、カラオケで歌うだろうと思って予約を入れておいたDCDの主題歌CDが本日届いた。DVD附きのほうを買ったのでPVがオマケで附いてきたのだが、このPVには門矢士を演じる井上正大が出演していて、DCD本編と絡めたちょっとした寸劇の仕立てになっていた。

士が廃屋を独り歩いていると、ガックンが高い足場で意味もなくノリノリの体で歌っていると謂う不思議な設定のPVなのだが(笑)、士が廃屋の一室に辿り着くと、そこの窓辺に「謎の美青年」と謂う体で格好良くガックンが佇んでいて、要するに神崎士郎とか大人桜井とか、まああの辺のノリの役どころを演じているわけである。

両者睨み合いの沈黙を破ってガックンの背後の窓から文字通りガックンをガラスのようにぶち割ってパラドキサアンデッドが現れ、ディケイドと格闘すると謂うアトラク仕立ての流れになり、アンデッドを破って変身を解除し今度は謎の美青年に対して身構える士に、ガックンが右腕を揮って謎の怪光線を投げ附けると、なんとそれが、

ガックン印のカードになっていると謂うオチ。

最終的にはそれをディケイドライバーに挿入しカメンライドして暗転するんだが、これはつまり士がガックンに変身すると謂う壮絶なオチなんだろうか?(木亥火暴!!)

そうすると、ガックンのライダーカードがある以上、ガックンのFFRと謂う物凄い代物もやっぱり存在しなければならないわけだが(木亥火暴!!)、相手がガックンだけにいろいろ想像するとどうしても下ネタになってしまうので以下自粛(木亥火暴!!)。

久々に朗らかに笑わせてもらった。

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2009年3月24日 (火曜日)

「世界」の意味

大層なタイトルだが、別段哲学的な話をしようと謂うのではない。

例によってDCDの話だが、ここで一つ作品世界の大枠の構造を考えてみようと謂う趣向である。そうは謂っても大した根拠のある話ではないし、今後の展開を予測する類の当て物と謂うつもりでもないから、気楽な能書きに過ぎない。

そもそもこの作品で謂われている「ディケイドの世界」「ライダーの世界」とは何であろうか。普通に考えれば、これまでの九作品の世界を統合する上位世界がディケイドの世界であり、九作品の世界をそれぞれパラレルワールドとして持つ中心世界こそがディケイドの世界と謂うことになるだろう。

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