懺悔の値打ちもない
眉間に皺を寄せてお堅いことばかりぶっ通しで考えていると脳みそが煙を噴くので、この辺でちょっと不謹慎な悪ふざけも。
今季はちょっとした事情で生活が荒れていて、じっくり腰を据えて連ドラを観るような心理的余裕もなかったのであるが、唯一第一話から欠かさず観ているのがTBS日曜劇場の「獣医ドリトル」である。
次回予告であざとい釣りを仕込んで世のモフモフ愛好家をハラハラさせながらも、主人公ドリトルの卓越した手腕で殆ど動物を死なせず軟着陸させ、併せて人と動物の関わり合いに的確な認識に基づく問題提起を行うと謂う安定感のあるドラマ作りに、モフモフ愛好家の一人として好感を持った。
まあ原作も好いんだろうけど、やっぱり連ドラと謂うのは娯楽の為に毎週観るものなのであるから、こう謂うシリアスなテーマ性と娯楽性のバランスが採れた手堅い作りのドラマを視ると安心感を覚える。
今夜の最終回は、予告では人畜共通感染症に罹患した二〇頭にも及ぶイヌの大量殺処分をテーマに据えた重い話になりそうである。これはたとえば口蹄疫や鶏インフルエンザの問題なんかにも通じるようなシリアスな問題設定で、この重いテーマをこのドラマがどう捌いてみせるのかと謂う興味があるのは当然だが、オレが気になったのはそんなシリアスなテーマ性からすれば窮めてどうでも好いことである。
もうね、ホントに根が不真面目で申し訳ないんだが、「ブルセラ感染症」と謂うタームを耳にして、到底人前で口に出来ないくらいオゲレツな連想をしてしまったのは、多分オレだけじゃないはずである。
…なあ、ご同輩?
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