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Act.17 がっかりだわっ!

日頃は八百万の神の御霊を前に「かけまくもかしこみて(中略)祓った
ま、浄ったま」と拝んでいるレイちゃんだが、お母さんはクリスチャン
だったのか、何やら無闇に複雑な宗教事情だのう。父親は政治家だとい
うから、おそらく政党は…いやいや(木亥火暴!!)。

前回の予告で墓前に額ずくレイちゃんの姿を見ても、それが母親の墓参
だと気附かなかったのだから、オレも勘働きの鈍いことだ。まあ、神社
の巫女さんの母親が、まさか教会に葬られているとはちょっと想像が附
かなかっただけなんだが。

浅学にして、教会建築や典礼の様式に詳しくないので、パッと見た感じ
ではわからなかったのだが、OPのクレジットで「神父」という表記が
あるから、カソリックの教会ということになる。まあ、実際には「ウェ
ディングパーク高崎
のセント・リュミエール・チャーチ」という「結婚
式場」らしいのだが(木亥火暴!!)。

…つか、結婚式場前の舗道に墓石積んで撮影したのかよ、なんつー縁起
でもない奴等だ…つか、断れよウェディングパーク高崎(木亥火暴!!)。
いくら作り物とはいえ、墓石積んだとこに参列者を並ばせて門出のライ
スシャワーを降らせる
つもりかよ(木亥火暴!!)。

閑話休題。実写版でも火川神社の神主がレイちゃんの「お祖父さん」だ
とすれば、父親の父親なのか母親の父親なのか、これがずっと疑問だっ
たのだが、この辺はネットでざっと調べてもわからなかった。

今回母親が教会の墓地に葬られていることが判明して、教会の墓地に墓
を建てられるのは信者だけだそうだから、母方の血筋ではない可能性が
強くなったが、母親個人が受洗しただけかもしれないので、依然として
予断は許さない。

まあ、レイちゃんの母親というとオレと同世代だろうから、キリスト教
系の新宗教でもないオーセンティックなカソリシズムに、個人で入信す
るような時代ではなかったとは思うけどな。

また、母方だ父方だという以前に、Act.8 の当該場面のセリフを確認す
ると、「神社に預けた」とは言っているが「お祖父さんの神社」とは一
言も言っていない。しかも、これまで火川神社が舞台になったエピソー
ドでも、お祖父さんらしい人物が画面に現れたことは一度もない。

実写版のレイちゃんが父親の棄児であるという印象は、ひとえに画面上
に温かい保護者の姿がないことに起因しているので、ここは気になると
ころではある。

どちらの血統であれ、火川神社の神主がお祖父さんであれば、レイちゃ
ん自身は母親の臨終を看取っているようなので、母親の死後、男手で娘
を育てることを断念した父親が、里方に預けただけということになる。
そうだとすれば、レイちゃんの言う「私の持ってる力が嫌いなの」「だ
から神社に預けたの」というセリフは、レイちゃんの思い込みである可
能性もある。

しかし、現在の火川神社の描写では、実際には神主がいるにせよ、レイ
ちゃんが独りで神社のきりもりをしているように見えるので、他家の釜
の飯を喰わされているような印象になる。父親が自分に代わる存在とし
て自分の父親に娘を託したという印象はない。

しかも母親がクリスチャンとくれば、なんか相当複雑なご家庭事情でも
あったのかと思えてしまうな。こうなりゃ、火川父には西田健でも持っ
てこないと納まりが附かないぞ(木亥火暴!!)。

さて、どうにもこうにもコメントしづらいエピソードだったので、小ネ
タの枕を延々引っ張ったわけだが、そろそろ本題に入るとしようか。

これは先入観なのかもしれないが、どうも今回の佐藤演出、撮影監督が
変わっていないのにいつものセーラームーンの絵になっていない印象。
細かいことを論じるには材料が少なすぎるが、ライダーならこれで通る
かもしれないとして、たとえばロケ地の選び方や画角の切り方がいつも
の十番町ではないように見える。

それは、たとえばクライマックスのロケ撮影が、バスケットリングや球
技コートのマーキングを隠そうともしない「あからさまに体育館」だっ
たことに象徴される「見立て」の粗雑さだけを指しているのではない。

たとえば、冒頭でうさぎが街頭を彷徨う場面、ドン引きの薄汚くゴミゴ
ミした町並みのロングからうさぎに寄るのは、技法そのものを単体で視
れば「人混みのなかの孤独」というオーソドックスな描写ではあるのだ
が、絵面の印象でいえば、いつもの十番町の「セットの端が見切れた」
ような不快感を覚えた。

逆にいえば、いつもは現実の街角の汚い部分やリアルな細部が映らない
ように気を遣ってロケ地を選択し、画角に不自由な制約を課していたん
だなと、あらためて気附かされた。そんな細かな気遣いによって成立し
ている作品世界なのに、お馴染みのダイエーのマークや駐輪場にゴミゴ
ミと詰め込まれたママチャリの汚さ、そんな町場のリアリティをこの番
組に持ち込んでくれと、だれが頼んだのか。

そういえば、前回のエピローグでうさぎが衛と婚約者(仮)を目撃する
場面の、ゴタゴタと看板や電柱が立て込んだ裏町の汚さが気にはなって
いたのだが、今回のエピソードのロケーション撮影のセンスを視るに、
これも佐藤班の撮影だったのでは、という気がしてきた。

このエピローグ以外の場面のロケーション撮影のセンスと、ちょっと断
絶があるような気がするし、鈴村個人の拘りに満ちた映像感覚にもそぐ
わないような気がする。お坊ちゃまの住んでいる高級マンションの玄関
先が、汚い裏町だというのは、ちょっと鈴村のセンスともこの番組のテ
イストとも合わない下世話なリアリティではないだろうか。

そこからの連続上の芝居が今回のアバンでも続いているので、満更根拠
のない憶測でもないと思う。いつの頃からかこの番組では、昔の一話完
結連続ものの洋テレのように、エピローグで次回への引きを設けるのが
通例となっているが、監督ローテをまたぐ場合は、いつもおおむね、芝
居が分割されていることはなく引きは引きだけで完結しているようだ。

今回のように引きの連続上の芝居が次回に持ち越されている場合は、も
しかして、次回の監督が撮影した素材を、引きとしてつないでいるのか
もしれないね。アバンの編集も含めて、こうした組単位の引き継ぎの部
分で、だれがどのように作業しているのか、もっとバックステージの情
報があるといいんだけどね。

話を戻すと、戦士たちがレイちゃんのピンチに駆け附ける場面でも、都
電をナメるのは、個々の監督の嗜好に基づく情景描写の手癖というには
ちょっと行き過ぎだろうと思う。具体的に「都電荒川線三ノ輪橋行」と
地名が出ちゃうのでは、あまりにもこの番組でいう十番町、すなわち原
作・アニメでいう麻布十番とは縁もゆかりもなさすぎではないか。

どうも佐藤監督、この番組の作品世界が「TOKYOの(麻布)十番」
という非現実的な架空の街のなかで完結している、という機微がわかっ
ていないのではないだろうか。そこが少し、同じ外部監督のたかまると
似ている部分じゃないかと思うので、ちょっと不安を覚えた次第。

同じ外部監督でも、舞原監督なら問わず語らずしてしっかりわかってい
る部分だが、彼のほうが特殊な例なんだろうな。

そのつもりになって観ると、衛と婚約者(仮)がタンデムするバイクが
うさぎの眼前を横切る場面を三回も繰り返すくどさは、ちょっとたかま
るを思い出させる(木亥火暴!!)。

それに、多分バンクだから摘んでもいいやと思ったのかもしれないが、
これまでピンでメイクアップすることが少なかったレイちゃんなのだか
ら、久しぶりの主役エピソードではじっくり変身バンクが観たかった。
そういう特ヲタの心情の機微を理解していないところも、ちょっとたか
まるチック…いやいや、縁起でもない邪推はよそう。

この世の中に、たかまるはたった一人でいい(木亥火暴!!)。

つか、その一人すら要らない(木亥火暴!!)

俳優への芝居の附け方については、未だ美奈子の側の事情の詳細も、衛
の婚約者(仮)ネタも具体的に語られていないので、組み立ての当否は
わからない。今では、小松も含めて個々の女優が役柄をしっかり掴んで
いるだろうから、役者たちの勘働きでそうそう間違った方向に転ぶとは
思えないが、やっぱりこれは、Act.18の顛末を見届けてから論じるべき
事柄だろう。

現時点で、非常に感覚的に話をするとしたら、たとえばこれまで、安座
間をも軽く凌いでしまう超絶的な棒読みぶりのみが突出していた印象の
小松だが、自らの安否を気遣って妖魔を取り逃がしたレイちゃんを一喝
する場面の芝居は、セリフも表情もこれまでの美奈子とは思えないくら
いいいよな。こういうふうに甲走ったセリフを聞くと、顔だけじゃなく
声まで安達祐実に似ているような気がする。

…いや、安達祐実に似てるからいいってわけではないが(木亥火暴!!)。

全体に今回のエピソードでは、これまでのように、何となくセリフから
想像される表情を漠然とつくっているような芝居ではなく、表情のつく
り方に意志的な芯が通ってきたように感じる。予告のセリフから推察す
るに、今回の佐藤ローテのエピソードでは、美奈子の側の事情の一端が
割合明確に開示されるようなので、感情移入しやすくなったということ
もあるのかもしれない。

行き倒れの迷い犬を看病しながら、「いろいろ考えられるから…いろい
ろ…」と呟いた表情は、予告から推察される美奈子の側の事情を想像さ
せて、曖昧ではなく意図的な芝居になっていたと思う。総じて、美奈子
の芝居については今回かなりレベルが底上げされたような印象なので、
それだけでも佐藤演出の手柄ととっていいかもしれない。

美奈子から叱責されて呆然とするレイちゃんの気弱げな表情も、整合性
がどうこうという以前に、日頃の勝ち気な表情との落差からくる色気が
あって、火星人的にはグッと来る(木亥火暴!!)。

芝居の整合ということでいえば、前回のエピソードのクライマックスで
従来の一線を越えて亜美ちゃんに関わってしまったこと、そして、その
飛越が今回は美奈子に戦士としての未熟さと一喝されたことで、思わず
ひるんでしまったという流れには、一応の筋道が通る。

気になるのは、その感情の間合いから立ち直って美奈子を睨み据えたあ
と、次回のアバンでどういうセリフの芝居場になるかだ。そこの遣り取
りの内容次第で、ここでレイちゃんがたじろいだことが活きるか死ぬか
が決まってくる
だろう。

前回以前のレイちゃんの言動の型では、ここで美奈子に反論する論旨の
見当が附かない。それこそ美奈子と同じことを言いそうなのが出発点に
おけるレイちゃんだったはずで、それがこれまでの物語を経てどう変遷
してきたのか、次回へ持ち越された美奈・レイ対決のキモはそこにある
だろう。

少なくともレイちゃんは前回いきなり変わったわけではなく、内的な変
遷のタメを経て、外的な言動の飛越があったはずだが、これまでそれが
表で描かれることはなかった。前回の亜美ちゃんとの経緯を経て、レイ
ちゃんがどう変わったのかは、次回に判断を譲るしかないだろう。

ただ、これはレイちゃんの知らないことだが、この場で美奈子がメイク
アップしてしまったのは、レイちゃんの危機を見過ごすことができなく
て、アルテミスの制止を振り切って変身しているという事情がある。

戦士なら自分を放置して妖魔を追うべきだという美奈子の論理は、レイ
ちゃんを見捨てることになっても彼女の眼前で変身するな、今の体調で
戦うことは無理だというアルテミスの論理とそっくり重なる。他者の安
否を気遣うことなく敵の殲滅を優先せよというのであれば、他者の危機
よりも自らの使命と保身を優先せよという指示にも遵うべきだった。

ならば、この場でレイちゃんを一喝した美奈子の論理は、戦士ならかく
あるべしという冷酷な建前とは違う動機に基づいて言われていると視る
こともできる。

つまり、ここで美奈子が予定外に自身の正体を明かしてでも、レイちゃ
んの危機を救うために変身したのは、そして自分を見捨てて妖魔を追え
と迫ったのは、一種の自己犠牲だということだ。

そこで気になるのは、アルテミスが終始美奈子の体調を気遣っているこ
と、なぜか今回になって強調される「美奈子病気説」、そして予告で呟
く「あと半年」のセリフだろう。だとしたら、冒頭で美奈子が現れる場
面が水を飲むところだったのは、薬を服んでいたのだということだ。

母の墓参というレイちゃんの事情は明らかになっているが、美奈子がな
ぜ好んで教会に来るのか、こういう流れで視ると大いに示唆的だ。

この推測が当たっているのなら、一頭の犬を看病する二人の少女は、そ
れぞれその犬を「棄てられた犬」「病気の犬」として自分と重ねて視て
いたことになるだろう。

それぞれ一頭の犬の別々の側面を視ていたとはいえ、ここで二人の少女
の心は自然に寄り添っている。一方は一方をセーラー戦士と知っており
他方はそうではないが、美奈子が冷静に素顔のレイちゃんを観察してい
たというニュアンスは薄い。

この場面で寄り添った二人の少女は、クライマックスと次回予告では厳
しく対立している。共に登場エピソードをたかまるに台無しにされた間
柄なんだから、もうちょっとなかよくすればいいのに(木亥火暴!!)。

ただ、Act.11Act.12ではハッキリしなかった美奈子の物語が、このよ
うなシリアスなものであったことがわかってみれば、うさぎを除いて最
初に美奈子と対決するのがレイちゃんであることには納得がいく。この
美奈子と同列のテンションで烈しく相対することができるのは、四人の
なかでレイちゃんを措いて他にはないからな。

戦士としての戦いに死命を賭すというニュアンスが漂うのは、四人のな
かでレイちゃんしかいない。Act.10の戦闘でうさぎを庇って妖魔の攻撃
を喰らう場面では、レイちゃんにはこういう運命の型が用意されている
のではないかという予感を強くして、少し不安になったくらいだ。

美奈子の側の一命に纏わる事情が開示されるエピソードで、それを視聴
者が知ったうえで同列で対決できるのは、一種レイちゃんだけだろう。
この二人の少女の物語が、次回どういう決着をみるのか、今から愉しみ
にさせてもらおう。

それでは、大筋の話はこれくらいに切り上げて、小ネタを少々。

つか、うさ・まもラブラブなんて小ネタだ、小ネタ。ある種、うさ・ま
も話がクローズアップされると話がスプリットするお約束は今回も健在
で、夜の街を彷徨ううさぎの姿を、わざわざ体育館の戦闘の時制を合わ
せてまでカットバックさせたのは、佐藤監督のセンスなのだろうか。

いきなり日が暮れたのは、うさぎの側だけではなく、よく視ると体育館
の外も真っ暗になっている。衛&婚約者(仮)との遭遇のあと、うさぎ
が街を彷徨うのは是非とも夜景でないといけないと考えたのか。

体育館の外が暗いのは、ここでうさぎの姿をカットバックさせることで
同時性を強調し、スプリットの印象を弱めようという計算かもしれず、
うさぎを夜の街に彷徨わせるために、遡って体育館のほうも夜にする必
要があったのかもしれない。

しかし、現実として割れてるものはどうしようもない(木亥火暴!!)。

むしろ、いきなり日が暮れたという印象がよけいに強くなっただけで、
あんまり得策ではなかったような気がする。まあ、次回に引いた脚本の
流れがよくわからないから、軽々に断ずるべきではないと思うが。

それから、今回のエピソードで衛&婚約者(仮)の件で悩むうさぎを気
遣うのがまこちゃんであるのはAct.9 で残された宿題だったので、疑義
を呈した人間としては大いに満足だ。それこそ、現実的な事情で犯した
一種のミスを後々のエピソードでフォローする小林靖子の律儀さが、今
回も発揮されたわけだ。

今回のエピソードでは、まこちゃんのセリフで「とにかく泥棒ってのが
だめなんだ」「哀しい思いをするから」と具体的に語っているが、タキ
シード仮面の「泥棒」という側面に一貫して注意を向けてきたまこちゃ
んの言葉の真意が、これでハッキリした。

こういう筋道であれば、同じ「うさぎの気持ちを大事にする」という機
微であっても、犯罪者を愛することで痍附くことを危惧したというふう
に解釈でき、これまでのまこちゃん像とギリギリ整合が附く。

OA前後のチャットでも話題に上ったのだが、どうも小林靖子は、本来
得意とするはずのドモン型キャラであるまこちゃんを動かすのに、なん
となく苦戦している節
がある。

それは、ドモンが孤独な少女にアダプトされる過程で、木野まこと像と
してすり合わせるのに予想外の困難が生じたからなのかもしれない。そ
れが証拠に、登場回のAct.6Act.8のレイちゃんエピソードを除けば、
まこちゃん主役エピソードは一本もない。

それは、本来ドモンタイプのキャラ類型にも安座間美優本人の柄にも、
孤独を託つというニュアンスが極端に薄いからだろう。よし孤独であっ
たとしても、それが主要な悩みとなるような人物として描くには、少し
無理がある。

暴力事件の噂、両親の事故死、惚れっぽさ、自らの女性性への違和、一
応表面上提示されているまこちゃん側の孤独の事情は、どれ一つをとっ
てみても、今現在確立されているまこちゃんの柄とすり合わせて描くの
が難しい。

Act.6 のコメントで触れたことだが、そうした孤独の理由附けが曖昧で
あったために、孤独の埋め合わせ方も四戦士中いちばん智慧のない決着
であった。

今回ローテの二話では、主にまこちゃんがうさぎの面倒を看るようで、
Act.9 のツケは十二分に払われる予感だが、まだまだ小林靖子に課せら
れたまこちゃんを巡る宿題は山積しているといえるだろう。

…というわけで、一渉りの要素を視てきたので、それではそろそろ最後
の御馳走にとっておいた、美奈子の変身バンクの件に触れるとしましょ
うかね(木亥火暴!!)。

まあ、一言で言って、佛田くん、やりすぎ(木亥火暴!!)。

現状では美奈子がプリンセスということになっているので、美奈子のバ
ンクだけ特別に凝っているのも仕方ないという気もするが、他の三戦士
とビデオ素材の質感が不統一なのはちょっとなぁ。F効果の掛け方が緩
くてあまりにもビデオっぽい質感になっているのは、かなり気になると
ころ。だな(木亥火暴!!)。そうだね(木亥火暴!!)。

G-Rockets の中の人たちがウロウロするのは「ヴィーナス誕生」の天使
という見立てなのだろうが、AOLのお節介な黄色いヒトを思い出して
ちょっと笑ってしまいますた(木亥火暴!!)。

まあそういう部分を除けば、BGMも美奈子っぽくて可愛いし、本人の
レオタード姿がこれだけハッキリ長めに映ってるバンクはこれだけなの
で、ちょっと得した気分になる(木亥火暴!!)。

質感やコンテの方向性が他の四戦士とかなり違うので、たとえば今後、
美奈子と他の戦士の変身が分割画面で登場することがあるとして、どう
いうふうにイメージを統一するのかという疑問もないではない。

ああそれから、今回のクライマックスで美奈子が「待ちなさい!」と叫
んだことを受けて、「だめ、逃げて!」とパンピーを気遣うレイちゃん
が見られたことで、たかまる演出のAct.34で汚点として残された「ヘ
タレなレイちゃん」像の口直しができたよ(木亥火暴!!)。

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